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1-顔面神経麻痺のしくみと治療
●はじめに

 いま、このブログを見ている人の中には顔面神経麻痺を発症し、これから自分はどうなっていくのだろうと、大きな不安に駆られながら検索した方もいるのではないでしょうか…。

 私は4年前に脳梗塞で倒れ、その原因となった糖尿病のインスリン治療、持病の喘息、他に頚椎症性神経根症を治療中で、唾石症の(左顎下腺摘出)手術も控えています。
 そんな病気のコレクターのような私が、2009年3月5日にハント症候群を発症しました。
目をしっかりと開く
口角を上げてほほえむ

 医者から「ハント症候群は高齢で(60歳)糖尿病があると治療に対してのリスクが高い、即入院して点滴注射を」と強く勧められましたが、仕事の都合等で入院できず、飲み薬だけの治療になり、これでは後遺症が出てもしかたがないと覚悟をしていたのですが、上の経過写真のように、思った以上に回復しました。

 顔面神経麻痺は個人個人の症状や神経変性の状態が多様でつかみづらく、治療やリハビリの方法もはっきりとは確立されていないように思います。
 医療関係者ではない私のような素人の立場で治療やリハビリに対して意見を言うことへの是非はあるでしょうが、患者として経験してきたことや、この病気への自分なりの調査と解釈、治療・リハビリにおける少しの工夫などが、何かの参考になればと思い、ブログを開設してみました。

 尚、当サイトの掲載画像、写真、記事等の無断転載を禁じさせていただきます。

●顔面麻痺を発症したら…

○できるだけ早く耳鼻咽喉科(なるべく入院設備がある)の診察を受けて下さい。早期診断と早期治療が重要です。ハント症候群の場合、発症3日以内に治療を開始した場合と、7日目以降では治癒率に大きな差が出るようです。
 神経変性に対して、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬が有効なのは発症後一週間以内、顔面神経の浮腫を取る目的のステロイド薬は二週間とされています。

 あなたがまだ診察を受けていないのなら、今すぐ病院へ向かってください。

●顔面神経麻痺のしくみと後遺症について(改訂)

○そもそも顔面神経が麻痺した状態とはどうなっているのか?神経が再生する時に、なぜ後遺症が出る人と出ない人がいるのか?なぜ病的共同運動が起こるのか…漠然として、イメージするのがとても難しいと思います。
 はじめに顔面神経と神経線維の構造を図にしてみました。

顔面神経と神経線維の構造

 神経細胞(ニューロン)は細胞体とそこから細く長く伸び出した、神経線維と呼ばれる糸のような突起等で構成されています。この神経線維の構造は、軸索(じくさく)を芯にして、いくつものシュワン細胞がロールケーキのように巻きつき髄鞘(ずいしょう)という組織を形成しています。髄鞘は間隔をあけて並び、この構造によって神経線維の表面を走る電気信号(脳からの指令)の速度を上げています。この神経線維がたくさん集まって結合組織の膜に包まれ、鞘の中に収められたものが神経です。

 顔面神経は脳からの指令を顔面筋(表情筋)に伝える神経ですが、脳から頭蓋骨を抜ける時に、側頭骨内にある硬くて狭い骨性顔面神経管という部分(長さ約3.5cm)を通ります。顔面神経管内では、神経内膜という結合組織等で囲まれた4000本あまりの神経線維が密に集積しています。神経は顔面神経管の中で膝神経節(しつしんけいせつ)という、小さなふくらみを形成し、管を出て枝分かれし、眼や口の顔面筋へと伸びています。
 この膝神経節に潜んでいた帯状疱疹ウイルス(水痘ウイルス)が、疲れやストレス等何らかの原因で再活性化し、顔面神経や内耳神経が侵されて顔面麻痺や難聴、めまい等を起こすのがハント症候群です。

 ウイルスに侵された神経は炎症による損傷を受けるとともに腫れあがり、硬くて狭い骨性顔面神経管の中で管に絞めつけられることになります。同時に血管も圧迫されて神経に栄養や酸素を送る血液の流れも悪くなり、この悪循環によっていっそう神経の障害は高度に進み、脱随や軸索断裂によるワーラー変性や神経内膜の損傷等が起こります。こうした神経の障害(変性)の程度により、治癒をする場合と、神経が再生する時に迷入再生を起こし、病的共同運動等の後遺症が出てしまう場合があると考えられています。
 神経の障害(変性)の程度と再生のしくみを図にしてみました。
 実際の神経線維は白色なのですが、分かりやすいように色を付けています。

神経変性と再生・予後

 概念図は、目や頬や口に行く神経を代表していると考えてください。顔面神経麻痺は図に見られるように、個々の患者の神経(髄鞘、軸索、神経内膜等)の損傷や変性の状態により、予後が変わってきます。

○神経無動作の状態は神経の浮腫等により、骨性顔面神経管の中で神経が圧迫されているのみで、髄鞘や軸索に障害はほとんどない状態です。圧がなくなれば顔面神経麻痺は早めに完全回復をします。

○脱髄の状態は髄鞘が損傷を受けているのみで、局所的な伝導障害があるものの軸索に障害はなく、ワーラー変性が起きていないので、髄鞘の再生とともに顔面神経麻痺はほぼ完全に回復できます。

○軸索の断裂があると末梢方向へワーラー変性が起き、損傷遠位部の伝導はなくなりますが、神経内膜等が温存されている場合には軸索が間違った方向に再生されることがないので、良好な回復が期待できます。

○軸索断裂と神経内膜の損傷がある場合、ワーラー変性とともに、再生する軸索が方向性を失い、迷入再生を起こします。過誤支配や多分枝支配等の「病的共同運動」が出現する可能性が高いといえます。
 断裂した部位から末梢側方向への軸索は、およそ10日間で消失し、髄鞘も融解していきます。その後、神経が再生される(1日約1ミリ)途中、本来は口に向かうべき神経が目の方に枝分かれしてしまうこと等があり、後遺症として口を動かすと目が一緒に動く等の「病的共同運動」が起こります。また、唾液の分泌を支配する神経と涙の分泌を支配する神経が混同してしまうと、食事の時に涙が勝手に出てしまう「ワニの涙症候群」が現れる場合があります。

 個々の患者の特性はあるものの、ベル麻痺やハント症候群における神経の障害(変性)の度合いは、初期治療としての、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬(約1週間)と浮腫や炎症等を抑えるステロイド薬の投与の期間(約2週間)に決定されると言えるかもしれません。
 早期診断、早期治療開始の必要性は、ここにあるようです。

○NET(never excitability test)とENoG(electroneurography)の検査
 神経の障害(変性)の状態を調べる電気診断法では、神経興奮性検査:NET (never excitability test)の場合は発症7日目頃に最大値となり、健側と麻痺側の差が3.5mA以上を異常値としています。神経線維(髄鞘・軸索等)の障害(変性)が軽度か高度かをさらに詳しく知るには、発症10~14日頃に最低値となる誘発筋電図検査:ENoG (electroneurography)の結果によります。医学書では、ENoG値10%以下を異常値とし、ENoG値が0%の完全脱神経の場合にはすべての症例で非治癒となってしまい、20%以下では後遺症の出ることが多く、20%以上であれば予後はおおむね良好であろうとされていますが、40%以下なら何らかの後遺症が出る可能性があり注意が必要です。ENoG値が40%以上であれば、ほとんどの場合3ヵ月以内に治癒するとされています。(ここでの%の数値は、ワーラー変性の起きていない神経線維の割合と考えて良いかと思います)
 顔面麻痺が高度な場合、予後診断によって、これからの治療方針やリハビリの方法を決めていくことがたいせつだと思います。

●低周波治療は…

○治療の最大の目的は、神経をできるだけ元通りに再生させ、後遺症を出さない、「病的共同運動」を起こさせないことだと思います。神経変性の図に見るように、神経の障害(変性)が高度な場合、神経構造(髄鞘・軸索・神経内膜等)は不安定な状態にあります。不適当と思われる刺激や無理な力を加えることは、さらに神経を傷つけ、再生する神経線維に迷入再生を起こさせる要因のひとつになるのではと思われます。低周波治療は顔面筋の萎縮や拘縮を防ぐのが目的とされていますが、顔面筋は他の筋肉に比べ、短期間に萎縮するものではないと言われています。
 通常、特に発症早期における低周波治療や粗大なマッサージ、強力な顔面筋運動は、してはならないとされています。
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[2010/02/13 21:43] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(103) | page top
| ホーム | 2-顔面筋の運動訓練(リハビリ)>>
コメント
頑張ります
初めまして。
5月末にタイジョウホウシンができ、その後すぐにハント症候群と診断されました。
右顔面麻痺になって2週間です。
10月に結婚式があるというのに、「世界の北野」と同じような笑顔か・・・と、ちょっといや、大分ショックを受けている30代女性です。
治らないのかもと思いつつネットをみていたら、このページに行き着きました。
一筋の光!をみました。麻痺が残らない場合もあるのですね。
ありがとうございます。
[2010/06/09 23:41] URL | ami #- [ 編集 ]
 コメントを頂きありがとうございます。

 顔面神経麻痺発症後2週間とのこと、入院治療をされていたのなら、ちょうど退院されたところでしょうか。
 私は医療関係者ではないので、治療そのものへの意見を言える立場ではありませんが、10月に結婚式を控えておられるので、私ならこれからこうする…と思うことを、あえて書かせていただきます。ご参考ていどにしてください。

 Amiさんの場合、すぐにハント症候群と診断されていますので、抗ウイルス剤やステロイド剤による初期治療はきちんと行われているとして、これから10月の結婚式までの4~5ヵ月の治療とリハビリのプログラムを組むことをお薦めします。

 当ブログの「4-2電気診断法等と予後診断の必要性…」に書いていますが、先ずは誘発筋電図検査:ENoG(electroneurography)等を受けて、自分の神経障害の程度とおよその予後を知ることが大切です。
 いま掛っている病院と相談して誘発筋電図検査機器のある病院を紹介してもらうのが良いのですが、それがしにくい場合や誘発筋電図検査機器のある病院が見つけにくい時は最寄りの大学病院等の耳鼻咽喉科に問い合わせてみてください。大学病院は研究機関でもあるので検査機器が揃っている場合が多いです。なるべくお早めに。

 誘発筋電図検査:ENoGの値が40%以上であれば3ヵ月以内に治癒すると思いますので、リハビリ等は必要ないとされていますが、顔面を冷やさないように気をつけてください。

 ENoGの値が40~20%では予後はおおむね良好とされていますが、軽度の病的共同運動等の後遺症が出る場合もありますので、当ブログのリハビリ等もご参考の上、後遺症を予防してください。10月の結婚式までにはほとんど治癒するのではないでしょうか。

 ENoGの値が20~10%では軽~中以上の病的共同運動等の後遺症が出る場合がありますので、注意が必要です。当ブログのリハビリ等もご参考の上、お医者さんと相談しながら後遺症の予防をしてください。

 ENoGの値が10~1%の場合中~高度の病的共同運動等の後遺症が出ることが多いので当ブログのリハビリ等もご参考の上、お医者さんと相談しながら予防とリハビリを進めてください。ENoGの値が10%以下の場合は「顔面神経減荷術」の対象にもなりますが、手術なのでリスクもあり、10月にご結婚を控えるAmiさんにはお薦めできません。

 ENoG値が0%の完全脱神経の場合にはすべての症例で非治癒となってしまうとされています。総合的な治療とリハビリの組み合わせが必要となってきます。

 個人的な提案としては、程度にもよりますが病的共同運動が出現した場合は、結婚式の少し前に「ボツリヌス治療」をすることをお薦めします。顔面神経麻痺の治療ではよく行われています。3~4ヵ月で効果が消失していきますが、そのあいだにも病的共同運動の予防のリハビリをすることで、改善が期待できるとされています。ボツリヌス治療に慣れた耳鼻咽喉科で行ってください。

 いずれの場合も、リハビリの基本は、「してはいけないことをやらない」から始めてください。低周波治療や強いマッサージ等は絶対に行なわない。顔面筋の運動訓練も、やりすぎないよう、病的共同運動が回避できるまでは決して強く力を入れすぎないでください。

 とり急ぎ、思い浮かんだことを書いてみました。Amiさんにはきつい内容かもしれませんが、お詫びと、今後のご幸運をお祈りいたします。

 何か良い考えが浮かべば追記させていただきます。
[2010/06/11 01:21] URL | ともたも #- [ 編集 ]
頑張りすぎず頑張ります
ありがとうございます。
お風呂に入りながら顔を温め、電子レンジでタオルをチンしては顔を温めております。
実は顔の麻痺が出る前に病院に行っていたので、投薬治療は早かったと思います。また、入院適用ほどではなかったみたいで、先生からは自宅療養を指示されました。
麻痺は、若干治ってきているみたいで、口をへの字に下げる事は出来ないんですけど、口角が上がるようになりました。その他も、最初のイメージトレーニングをしています。
色々教えてくださってありがとうございます。
次回通院時に、先生に電気検査の件、伺ってみますね。ありがとうございます。
[2010/06/13 23:35] URL | ami #- [ 編集 ]

 少しホッとしています。

 顔面麻痺発症3週目に入ったところで、麻痺側が少し動き始めたのなら早い方だと思われます。
 回復が始まっているので、誘発筋電図検査:ENoGの最低値(顔面神経の状態が最も悪い時の値)は出ないかもしれませんが、治療経過と予後診断には有効です。
 次の通院日までこのまま順調に回復してくるようなら、お医者さんには、「10月が結婚式なので、念のために誘発筋電図検査を受けておいた方が良いでしょうか?」くらいでのご相談をおすすめします。

 おだいじにしてください。

[2010/06/14 21:18] URL | ともたも #- [ 編集 ]
はじめまして
こんにちは。
「ハントの疑い」と言われた38歳女性です。
いろいろ調べているうちにこちらへたどり着きました。

耳が痛くなってから、最初外耳炎といわれ、しかし、耳が痛くなって3日目の夜には大きい病院で、バルトレックスを出してもらったので治療は早かったのではないかと思うのですが・・・帯状疱疹はできていません。ただ左耳ににぶい痛みがあったという感じです。

今日現在で21日目になります。左顔面の麻痺は、12日目の時に神経の反応を調べる検査?で20%と言われました。先生には、麻痺の程度が重い方だから後遺症が残るかもと言われ、とてもショックを受けました。表情の点数も40点中2点でした。

今(21日目)は、まだ左目がきちんと閉じませんが、すこーーーし、瞼が動いたような気がします。

3日くらい前から、ネットでみつけたかるいマッサージ、そして今日顔面の体操を病院を教えてもらいましたが、どの程度までやったらいいものか・・・なんか耳鼻科の先生は若くてあんまり顔面麻痺のリハビリに関しては詳しくなさそうな感じで・・・ほんとに大丈夫なのかなと不安になっています。

鍼灸院にも行ってみようと思います。

治療に専念するために、仕事も辞めました。すこしゆっくりしてストレスをためない生活をしたら治りも早いかも思いまして。時間はかかるだろうと覚悟はしていますが、なにかアドバイスなどありましたら、よろしくお願いします。
[2011/09/02 17:48] URL | ぷくりん #- [ 編集 ]
ぷくりんさんへ。
 コメントを読ませていただきました。
何かアドバイスがあればとのことですが、医療関係者ではない、ひとりの患者の意見としてお聞きいただければと思います。
 私がぷくりんさんの立場だったら、として書いてみます。あくまで個人的な考えだと、ご了承ください。

 柳原法による完全麻痺の2点ということで、動かない自分の顔面にショックを受けますが、誘発筋電図検査(ENoG)が20%なので、麻痺した顔面は必ず動き始めると信じます。
 まずは体や顔面を冷やさない事に注意をします。左目には眼帯をして部屋の中では「目出し帽」を被っても良いかと思います。コーヒーや紅茶は利尿作用がじゃまをするので避け、白湯で十分な水分補給をして体の暖と血液の流れを良くします。心身をリラックスさせるのに有効な「アロマ」の香りは、筋肉をほぐし免疫力を高める「サイプレス」が薦められます。

 鍼灸院にも、とのことですが、その前に担当の医師と相談して、「麻酔科」や「ペインクリニック」で広く施行されている「星状神経節ブロック注射」を試してみてはと思います。「星状神経節ブロック注射」は血液の循環を改善し、痛みや炎症を抑え、神経の浮腫を軽減させて麻痺の回復を助けようとするものです。針を刺す部位や角度、深さ等に施術者の熟練した手技が要求され、治療効果にも個人差が大きく出る療法ではありますが、自律神経やホルモン分泌を整え、自然治癒力を高めるとされています。月に数回までは保険が適用されます。

 リハビリに関してはさまざまな考えや方法がありますが、はっきりと確立されたリハビリ治療法は無いというのが現状のようです。ベル麻痺、ハント症候群では、個々の患者の病態が一様でなく、神経の障害の程度が把握しづらいために比較試験等が困難なこと、施術者によって結果に違いが出ること等が懸念され、エビデンス(根拠に基づいた医療)レベルの高い推薦を得られている治療法はきわめて少ないというのが現状です。

 ぷくりんさんの誘発筋電図検査(ENoG)は20%とのことですが、リハビリの最大の目的は「病的共同運動」の予防になると思われます。基本的には当ブログの運動訓練(リハビリ)を参考にしていただいて良いかと思うのですが、決して力を入れすぎず、普段の表情ぐらいの力でゆっくりと軽く無理をしない、頑張りすぎない事。目なら目、口なら口だけを動かして表情をつくります。バイオフィードバックの考えを取り入れた病的共同運動の予防と、顔面の表情の左右対称の固定化の為の訓練だと認識してください。特に治りかけに注意が必要で、表情筋に力を入れたり、力を抜いたり(時には逆方向へのストレッチも)して、左右対称を保ちながらソフトランディングングさせることが大切だと考えます。
 普段生活している中での表情も強く出さないように心がけ、思いっきり歌ったり笑ったりしない方がいいでしょう。食事の時も、目を開けたまま、ゆっくりと小さく咀嚼するように心がけます。強くきつい表情をしてしまった後は蒸しタオルで温め、顔面筋を伸ばすようにストレッチをすると良いとされています。マッサージの場合は軽くなでるぐらいの強さで行うようです。

 仮に4ヵ月以降、病的共同運動や拘縮等の後遺症が出始めた場合は、一方を手で押さえながら、動きと逆方向へのストレッチが良いかと思われます。症状が固定するまでの変化はしっかりと書きとめて観察をしてください。このことは後にボツリヌス・バイオフィードバックを受ける場合のリハビリに役立ちます。

 陳旧性麻痺(ちんきゅうせいまひ:後遺症が残り、年月の経ったもの)となった場合には静的・動的再建術等の形成外科的手術、美容外科手術などもあります。

 とにかく腹を据えること。自分自身がこの病気の主治医であるという自覚を持ち勉強をすること。冷静に判断をして治療やリハビリを行うことで、自分の気持ちや病気との折り合いをつけていくことがたいせつです。

 私自身いろいろな病気の治療中(糖尿病、脳梗塞、頸椎症性神経根症、唾石症他)です。お互い頑張りすぎなく毎日を過ごしましょう。

     ともたも

[2011/09/04 12:16] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
医学生です。大学でのグループワークで症例が顔面神経麻痺だったため検索していたらこのページにたどり着きました。医学的知識の解説はさることながら、患者さんの目線から語られる検査や治療への想いが伺えてたいへん勉強になりました
ご病気がなんとか治癒されたようで本当によかったです
[2012/01/10 02:19] URL | ななし #- [ 編集 ]
ありがとうございます。
コメントをいただきとても恐縮しております。
医学生の方に少しでもお役に立てたのならば、この上ない幸せです。
私の場合は治癒しましたが(厳密に言うと常に耳鳴りがしているのと、歯を磨く時に患側から涙が流れます)後遺症に苦しんでいる方もたくさんおられます。
患者さんと共同して病気と闘うお医者さまになってくださいますようお願い申し上げます。
[2012/01/11 01:58] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2012/04/28 17:22] | # [ 編集 ]
Yさんへ

色々とご心配のことと思います。
2月に発症、誘発筋電図検査(ENoG)がゼロに近いのであれば、動き出しは5月~6月頃になるかもしれません。担当の医師と相談して、上記コメント(ぷくりんさんへ)の中で説明しています「星状神経節ブロック注射」を試してみてはいかがかと思います。発症早期だけでなく回復の遅い方、重症例で長期治療が必要な方にも適応とされているようです。

どうぞおだいじにしてください。
            ともたも
[2012/04/29 20:09] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
不安な日々
ともたもさん
はじめまして。41歳独身女性です。
ブログを拝見させて頂いております。
突然「左側顔面神経麻痺」になってしまい、あまりの事に両親にも言えずにいます。

GW前の4月27日、激しい片頭痛・のどの痛みに襲われ、29日には舌の半分のしびれが始まり30日に突然「左側顔面神経麻痺」となり、完全に動かなくなってしまいました。(ともたもさんの当初のお写真とほぼ同じです。)しかし、GW中ということもあり、大学病院へは5月1日に受診。その日から7日間ステロイド剤の入った点滴と、ウイルスを殺す薬を服用で通院しました。原因は「帯状疱疹」によるウイルスからなる神経の損傷・・とのことでした。私の場合、疱疹は出ず「激しい片頭痛とのど・耳の後ろの痛み」が発端で、現在も頭痛以外は痛みます。左側の顔も押すと痛みがあり、耳は神経が過敏になって触るだけで激痛が走ります。麻痺から14日目の今、薬は血管拡張剤・脳の血流増加剤・ビタミンB12の3種類を服用中です。

11日目に病院では、電気を当てて状態を見るもので調べると、正常な側に比べ「30%」しか機能していない結果から、
「状態は良くない。回復には半年~1年はかかるであろうし、完治は難しい。後遺症ものこるかも。」と言われました。

「左側顔面麻痺」はまさに青天の霹靂の出来ごとであり、接客業を仕事にし「笑顔」で16年間勤めてきた私にとって、先生の言い方に受け止められないくらいショックを受けました。「一生、笑えないよ。元の顔には戻らないよ」ということなんだ・・・と。

そんななか、ともたもさんのブログにたどり着き、先生の言葉よりも私の心に入ってきました。ありがたく、わらをもすがる思いで拝見させていただいています。

まだ、発症して14日目ですが、顔の動きは全くなく、のど・耳の周辺の激しい痛みがあります。

これから、自分の顔が回復するのか・
前のような笑顔や、おもいきり笑えたり出来るのか・・・不安で、何を信じてよいのか本当に途方に暮れています。

人に会うのも、避けています。

何かアドバイスを頂けると、幸いです。



[2012/05/13 14:42] URL | りょうちん #OucFHXVM [ 編集 ]
りょうちんさんへ

帯状疱疹が出なくても初診でハント症候群と診断され、初期治療が開始できたのは担当医師に感謝するとともに幸運だったと思います。たぶん、舌、あるいは口腔粘膜疹で判断されたのだと思います。

誘発筋電図検査(ENoG)が30%とのこと、私なら、少しホッとするかもしれません。ハント症候群の患者さんで同じ検査を受けた方の中には、羨ましいと思う方も多いのではないでしょうか。

アドバイスできる立場にはありませんが、上記の(ぷくりんさんへ)のコメント等を参考にしていただければと思います。

とても不安でしょうが、今は自分の健康管理を見直す機会だと考えてみてください。
        ともたも
[2012/05/14 03:21] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
ともたもさま
先日、メールさせていただきました。
その際、誘発筋電図検査が30%だったとお伝えしましたが、それは別の検査であって正しくは、現状誘発筋電図検査の結果が「0.8%」ということでした。10%以下であれば、かなり悪く回復はよくて正常の50%以下の状態までにしかいかず、後遺症も覚悟するよう言われました。顔面神経減荷術も考えるか?と、言われましたがリスクも大きいので断念します。・・・発症から今日で18日目ですが、当然全く状況は変わりません。1年でどこまで回復するか・・・というところらしいですが、41歳独身ということもあり、今回の検査の結果に落胆しています。何かアドバイス頂けますと、幸いです。

[2012/05/17 14:48] URL | りょうちん #OucFHXVM [ 編集 ]
りょうちんさんへ

神経の障害の程度についてですが、現状の誘発筋電図検査(ENoG)が0.8%なのであれば、完全脱神経の状態に近く、担当医師の診断は通常だと思われます。
ただ、顔面神経麻痺の病態は個々の患者によってさまざまで、予後が必ず数値どおりの結果になるとは限りません。神経と誘発筋電図検査(ENoG)の関係をじゅうぶんに理解して今後の治療やリハビリを進めて行くことがたいせつになります。

私は誘発筋電図検査(ENoG)のしくみを聞かれた時には、根菜のレンコンにたとえています。100個の穴が開いている細長いレンコンがあるとして、その100個の穴に1本ずつ長い根が伸びている状態(実際の神経は約4000個の穴〈神経内膜が囲む穴〉に約4000本の根〈軸索と髄鞘〉で構成)を神経(レンコン)だとします。その長いレンコンは脳から出て側頭骨内の骨性顔面神経管という部分を通り、管を出た後に眼や口へと枝分かれしていきます。ウイルス性のベル麻痺やハント症候群ではこの骨性顔面神経管内で神経が損傷を受けてしまいます。

長いレンコンはウイルスに侵されて腫れあがり、硬くて狭い骨性顔面神経管の中では管に絞めつけられることになります。この絞めつけられた部分の根の損傷の程度が誘発筋電図検査(ENoG)の数値で表されます。

誘発筋電図検査(ENoG)の数値が40%であれば、レンコンの穴を通っている根の40本がつながっていることになり、これぐらいの状態であれば他の60本の根が切れて溶けてしまっていても、レンコンの60個の穴はしっかりと残っていて、再生する60本の根はその穴を通って伸びていき完治することになります。

誘発筋電図検査(ENoG)の数値が20%であれば、レンコンの穴を通っている根の20本がつながっていて、他の80本の根は切れて溶けてしまっていることになります。これぐらいの状態では、レンコンの穴も少し傷んでいて、いくつかの穴が崩れて溶けた状態が予想されます。再生する80本の根のうち20本近くが元の穴でなく別の穴に迷い込んで再生し、眼に行くべき根が口にいき、口に行くべき根が、残った眼に行く穴に入って再生してしまうようなことがあります。

誘発筋電図検査(ENoG)の数値が0%であれば、レンコンの穴を通っている根はすべて切れ、溶けてしまっていることになり、その状態では、レンコンの穴の傷みも高度で多くの穴が崩れて溶けた状態が予想されます。再生する100本の根のうち40本近くが元の穴でなく別の穴に迷い込んで再生し、眼に行くべき根が口にいき、口に行くべき根が、残った眼に行く穴に入って再生してしまうようなことがあります。また、穴が見つからず、再生ができない根のある場合も予想されます。

そうした迷入再生の起こりうる確率の目安として(上限として?)、「40%マイナス誘発筋電図検査(ENoG)の数値」とされているようです。
ただし、ほとんどの根が切れて溶けてしまっていても、レンコンの穴が傷みの少ない状態で残っている可能性もあり、予想されるよりも治りが良い場合もあります。

これらのことから、100本の根のうち仮に口に行くべき根が50本として、その中の20本の根が眼の方に誤って再生されてしまうと、口を動かそうとすると眼も同時に動いてしまう病的共同運動が起きるとともに、50本のうち30本しか本来の口に行かないので、そのぶん口が筋力低下の状態になってしまうと思われます。
また、顔面神経麻痺が治っていく順序として、腫れが引き骨性顔面神経管内での圧迫がなくなれば、つながっていた根の顔面筋が動きだすとともに、切れていた根のうち穴の残っている根の再生は発症3ヵ月頃には徐々に顔面筋に到達して動き始めます。また、骨性顔面神経管の中で穴が溶けてしまった根は、穴を探すのに1ヵ月以上掛かり、発症4ヵ月頃から徐々に顔面筋に到達して動き始め、その中で間違った穴に再生した根は病的共同運動等を引き起こす場合があり、神経の損傷が高度な場合、およその病状が定まるのに1年近くかかるとされています。
また、後遺症等に対しては色々な治療の選択肢がありますので、後日ブログに記そうと思っています。

重い話ですが、こうした病態をイメージしながら回復の状態を確認し、医師と相談して今後の治療やリハビリを進めていくことになります。
私個人の考えとして現段階では、担当医師とご相談の上「星状神経節ブロック注射」を試されてみてはと思います。
       ともたも
[2012/05/19 18:51] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
星状神経節ブロック注射について
ともたもさま
お忙しい中、誘発筋電図検査の数値の関係、わかりやすい説明をありがとうございました。私は「0.8%」と限りなく0に近い現状、レンコンの穴(神経の穴)が一つでも傷みの少ない状態で残っていてくれる可能性を信じて、一年間あきらめず気持ちをちゃんと持って前向きに頑張りたいと思います。

ともたもさまのアドバイスのさいごに、「星状神経筋ブロック注射」を勧めて下さっているのですが、もう少し詳しく「星状神経筋ブロック注射」についてお伺いしてもよろしいでしょうか?

以下の質問です。
①現在、かかっている大学病院では「顔面神経減荷術」を提案され、ブロック注射については触れられなかったのですが、その理由があるのでしょうか。

また、ブロック注射だけを他のクリニックで並行して受けることは問題ないのでしょうか。(大学病院にはないようです)

②誘発筋電図検査が0.8%でも、注射をすることで何か効果が期待できるということでしょうか。

③もし、ブロック注射を行うのなら、開始のタイミングは早いほうがよいのでしょうか。


星状ブロック注射、ほんとに怖いですが少しでもメリットがあるようなら行ってみようかと思っています。
お忙しい中、たびたび恐縮ですがご返答いただけますと幸いです。

[2012/05/20 14:03] URL | りょうちん #- [ 編集 ]
りょうちんさんへ

顔面神経麻痺の治療は、医療機関や医師の治療方針で内容が変わりますので、「顔面神経減荷術」や「星状神経節ブロック」がどこでも一般的に行なわれているわけではありません。また、いずれも施術者の熟練した手技が要求されますので、得意不得意等もあるのではと思われます。
現在りょうちんさんが通院されている大学病院で実施されていなくても、「星状神経節ブロック」そのものは他の疾病では広く施行されている治療法です。担当医師とご相談の上、きちんとした所を紹介してもらってください。この治療を受けるのなら、なるべく早い方が良いと思います。少し詳しく書いてみます。

●星状神経節ブロック
「麻酔科」や「ペインクリニック」で広く施行されている「星状神経節ブロック注射」は首の頚椎の7番目にある「星状神経節」という部分に(現在は安全のために第6頸椎横に)麻酔薬を注入し、交感神経の興奮を緩和することで血液の循環を改善し、痛みや炎症を抑え、神経の浮腫を軽減させて麻痺の回復を助けようとするものです。針を刺す部位や角度、深さ等に施術者の熟練した手技が要求され、治療効果にも個人差が大きく出る療法ではありますが、自律神経やホルモン分泌を整え、自然治癒力を高め、さまざまな疾患や症状に有効とされ、目的以外の症状が改善される場合も少なくありません。副作用は少なく(顔や手が温かくなり、目の充血や鼻づまり、発汗減少などが出ますが、交感神経が遮断された証拠でもあります。また、一時的に声が出にくい、かすれるといった症状がごくまれに出ることもありますが、1~3時間で戻ります)、発症初期から実施されることも多いようです。治療期間や回数などは、患者の病態や施設により変わってきます。月に数回までは保険が適用されます。

また、ブロック注射より実施が容易なスーパーライザー(商品名)を用いて、直線偏光近赤外線を照射する「星状神経節ブロック照射」法もあり、注射に比べて1回あたりの効果は小さいとされているものの無痛かつ安全、無侵襲なので実施しやすくなっています。ただし、ペースメーカー使用の方、照射部に金属類がある場合等は禁忌です。

「星状神経節ブロック」は自分に合わないと思えば、無理に続けることはありません。効果は人それぞれです。私個人は、効くかどうか試してみる価値のある治療法だと思っています。

どうぞおだいじにしてください。
        ともたも
[2012/05/21 12:55] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
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[2012/05/23 11:37] | # [ 編集 ]
Tさんへ

ご心配のことと思います。

麻痺に気づいた翌日の昼に入院、9日間の点滴治療とのことで、初期治療は適切であったと思われます。
小児のベル麻痺やハント症候群に対する治療法のはっきりとした指針(ガイドライン)の報告は無いようなのですが、学童期では成人の治療法に準ずる(小児量で投与)とされているようです。私(医療関係者ではありませんが)の知るかぎりでは、担当医師の治療方針で良いのではないでしょうか。

一般的に、成人よりも小児の方が治りも早く、予後も良好とされています。お子様の麻痺の状態が軽い方ということで、医師から「誘発筋電図検査」をやらなくて良いと言われたのだと思います。次の検診日が発症1ヵ月と少しですので、麻痺の回復の状況を見て必要とあれば、その時に「誘発筋電図検査」を行い、担当医師の言われるリハビリもその時に必要と判断されれば開始しましょう、ということだと思います。

明るいお子様とやさしく接してくれる友達。何よりです。
現在、特にアドバイスなどは無いのですが、顔を冷やさないこと(外から帰ってきたら蒸しタオル等で軽くホットパックのリラックスを)、また、風邪をひかないように注意をしてあげてください(くしゃみは顔面神経に負荷が掛かると思われますので)。どうぞおだいじに。
    ともたも
[2012/05/23 20:30] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
早速のお返事ありがとうござしました。
不安に思い始めたらきりがなく、親としてできることはないかとあせりもありましたが、完治するだろうと希望を持ち過ごしたいと思います。
ありがとうございました。
[2012/05/23 22:15] URL | たばやん #- [ 編集 ]
発症1か月
ともたも様

初めまして
主人がハント症候群になり1か月が経ちます。麻痺が出た日の夕方にかかりつけの耳鼻科に行きました。そこではバルトレックスを1日3錠出され、翌日に再度受診し、プレドニンが1日6錠出されました。そしてゴールデンウィークなどもあり、麻痺から5日目に大学病院を紹介されました。
大学病院では1週間点滴通院をして、投薬治療をしてますが、リハビリ等の案内は一切なく、特に何もしなくていいと言われています。
しかしながら、先日、誘発筋電図検査は11%ということで、後遺症が残る可能性が高いと言われ主人はとてもショックを受けている状態です。
麻痺は発症時とほとんど変わらず、良くなっている感じがありません。
星状神経節ブロックとかを相談した方がいいのでしょうか?
大学病院だと色々自分から提案とかをしないとリハビリとかを案内してくれないのですかね…
手術も出来るが、治るかはわからないと言われたみたいです。
顔面麻痺外来のある病院に転院した方がいいのかとか、いろいろ調べてはいるのですが、どうしたらいいのかいいのかよくわからなくて。
手術の事など、何かアドバイスを頂けると幸いです。
宜しくお願いいたします。
[2012/05/25 16:06] URL | みちる #SYmS6fAg [ 編集 ]
みちるさんへ

返事が遅くなりまして申し訳ありません。
初期治療から現在までの療法に多少の疑問をお感じのようですが、通常行なわれることとの大きな違いはないように思われます。
医師の言う「手術もできるが、治るかはわからない」という手術は「顔面神経減荷術」だと思いますが、発症後1ヵ月が経ちますので、神経の障害(神経内膜や軸索の変性)そのものは終わっています。これから手術を受けるのであれば、「晩期顔面神経減荷術」となり、神経再生の促進を目的としますが効果も人それぞれで、誘発筋電図検査が11%というのは手術を積極的にお薦めする値でもありません。以前コメントでお返事したものがありますので要約して記してみます。一般的な医学書に載っている事等です。

●早期顔面神経減荷術
神経の障害(変性)を抑えることを目的として、ワーラー変性が完成される麻痺発症2週間以内(できるだけ早期が理想とされる)に行なわれることがある手術です。
発症早期に麻痺スコア(柳原法等)が完全麻痺、神経興奮性検査(NET患側無反応)や誘発筋電図検査(ENoG値10%以下)等で予後不良と診断された場合に適応が検討される場合があります。
減荷術は耳周囲(頭部側)の皮膚を切開後、側頭骨内にある顔面神経管の骨を削り、炎症により腫れあがった顔面神経を露出させることで、硬くて狭い骨性顔面神経管の中から神経を開放させます。さらに神経内圧を減少させるために神経鞘の切開をする場合もあります。これらの減荷手術は更なる神経障害(変性)の防止と、麻痺の改善に有効と報告されていますが、リスク等も考えると賛否両論があるというのが現状のようです。

●晩期顔面神経減荷術
ワーラー変性が終わったあとになるため、神経再生の促進を目的として、麻痺発症3週目以降~3ヵ月以内に行なわれることがあります。保存的治療(ステロイド・抗ウイルス剤等の薬物療法)で改善のみられない場合で、予後不良と判定された症例が適応の目安となり、検討される場合があるようです。

いずれの場合も医療機関や医師の治療方針等により、患者との十分なインフォームド・コンセントによって検討されます。

また、「星状神経節ブロック」につきましては上記5月21日付けコメントの「りょうちんさんへ」の中で説明しているとおりです。個人的には今の時期にできるものとしてお薦めをします。ご参照ください。

「顔面神経減荷術」「星状神経節ブロック」を始めとして、顔面神経麻痺の治療には効果がはっきりと予測できるものが無いというのが現状です。リハビリ等に関しても、どのように、いつから始めるのか医療機関や医師の治療方針により変わってきますので、先ずは間違ったリハビリをやらないことがたいせつです。

今後は回復の状況を見ながらになりますので、あせらずに、じっくりと腹を据えてください。ご主人自身がこの病気の主治医であるという自覚を持てるよう勉強し、担当医師と納得のいくまで話し合い、冷静に判断をして治療やリハビリを進めていくことがたいせつだと思います。仮に後遺症が出た場合には、選択肢としての手術療法もいろいろとありますので必要以上に悩んだり心配をしないでください。

   ともたも
[2012/05/27 14:52] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
お返事ありがとうございます。
落ち着いて、ちゃんと先生と話し合い、納得いくまで出来ることをやっていこうと思います。
最近、ともたも様の顔を温める方法をし始めたからか少し目の閉じ方が良くなった気がします。本当にありがとうございます。
[2012/05/31 14:33] URL | みちる #SYmS6fAg [ 編集 ]
顔面神経麻痺3日目
はじめまして、顔面神経麻痺になって3日ほどたつ21歳になったばかりの男性です。インターネットで調べていたらこのページにたどり着きました。
顔面神経麻痺は3日前に顔左半分力が入らないと気付き、次の日に病院に行き顔面神経麻痺と診断されました。
医者からは今後2,3日は今より顔がゆがむかもしれないといわれてとてもショックでした。
行った病院は脳神経外科です。一応、耳鼻科にも行き、聴力検査・耳に腫物はないか調べ異常なしとのことでした。
学校にも通っていて、普通の顔にしているつもりでも、友達から大丈夫などいわれてしまいます。

今日大きい病院に紹介状を書いてもらおうと、はじめに行った脳神経外科の先生に伺ったら、大きい病院にいっても同じことになるよ。焦る気持ちもわかるけど、徐々に治っていくから、処方された『プレドニン錠5mg朝食後6錠』『メチコバール(ビタミンB12)一日3回毎食後1錠』『目薬』をちゃんと服用してくださいとの事で、結局紹介状はかいてもらえませんでした。

リハビリでは電気パットを顔面左側に貼り10分間電気を軽く流すのと、家で朝昼晩と顔の体操をするようにイラストの紙をもらいやっています。
ですが、一向に麻痺した左顔動きません。

医者がいうには、発症して早く病院に来たのでまだいい方だといわれました。
やはり気長に治るのを待つしかないのでしょいうか?長文で失礼します。
[2012/06/05 19:39] URL | さとる #- [ 編集 ]
さとるさんへ

出掛けていましたので今コメントを読みました。
とり急ぎ思った事を書きます。

すぐに大きな病院の(入院設備のある総合病院や大学病院等)耳鼻咽喉科へ行った方が良いと思います。

今の病院で、顔面に電気を流す治療を続けてはいけません。顔の体操もしないでください。理由はあとで調べれば分かります。

次の大きな病院では、これまでの経過と、現在「プレドニン錠」「メチコバール」を服用していることを医師に伝えてください。
「顔面に電気を流す治療はだめだ」と、元患者から注意されたので、この病院へ来たと言えばいいです。

できるだけ早く。

ともたも。
[2012/06/06 02:53] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
まだまだです
色付き[色:00FF00]色付きの文字
5か月目に入ましたが まったく動きません。
どう文章に表わせばよいかわかりません。
月一度の診察の時、星状ブロック注射のことを聞きましたが、私には 鍼も含め意味ないとのこと。
それは重症だからでしょう。
動かないので、神経ひっぱる手術しよか?とも・・・
え~もう嫌です!と・・・
Dr.は手術のことしか考えないのか・・
私にはそれしか方法がないのか・・・
もうすぐ月一の診察日ですが いくのが嫌で嫌で・・2時間かけていっても、2,3分診療
顔を見るだけで終わり。
行くだけの交通費もばかになりません。
鍼もはじめました。先生は治るか治らないか
やってみましょうと・・・
ワンクール終わりましたが、まだ動かないので、鍼の先生も主治医の言う手術も
頭にいれては?と言われショックでした。
やっぱり主治医のいう通り意味なかったのかと・・・
ただ誰かにきいて貰いたく愚痴りました・・・
[2012/06/11 11:21] URL | ヨッシー #oJGayDYs [ 編集 ]
ヨッシーさんへ

コメントを読ませていただきました。
5ヵ月目に入ってもまったく動かないとのこと。顔面神経麻痺の発症と治療の経緯が分からないので何ともいえませんが、少し書かせていただきます。医療関係者ではない一個人の意見だとご了承ください。

主治医から、「ヨッシーさんには鍼や星状神経節ブロック注射は意味がない」「神経ひっぱる手術しようか」と言われたようですが、ヨッシーさんの顔面神経麻痺の原因は何なのでしょうか?側頭骨骨折や医原性手術等によるものではありませんか?ベル麻痺やハント症候群ではないような気がするのですが…?

ベル麻痺やハント症候群であれば発症5ヵ月で「神経ひっぱる手術(この場合はネットワーク型神経再建?)」は早すぎるのではないかと思います。通常は1年以上の経過観察後に非回復性麻痺が中~重度であれば適応を検討され、顔面表情筋の廃用性萎縮の起こる前に実施される場合があるようです。
また、医師によって意見は違ってきますが、ベル麻痺やハント症候群であれば「星状神経節ブロック注射」の適応は、発症早期のみでなく、回復の遅れている場合や長期の治療を必要とする重症例にも積極的に行なうことを薦める医師や医療機関も多く、効果は人それぞれですが、試してみる価値はあると思います。

どうぞおだいじにしてください。
    ともたも
[2012/06/12 12:24] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
ともたもさん お返事ありがとうございます。
私は、ハント症だと思います。
初期の電気テストで麻痺側の数値がほぼゼロだったので、医師は治っても後遺症が残るだろうと最初の病院で言われました。その病院では もう処置すべきことはしたのであなたには 手術(減圧)しかない。しかし 完全に治るとは言えない(医師独特の嫌なあいまいな言い方)
そこで躊躇していると 発症一か月以内にしないと意味ない 早く決断しなさいと言われ
最初は、手術は考えたくないというと ええっ!じゃあ どうやって治すんですか?みたいなことを言われ ほかに考える余地なくその道の手術専門医に紹介されました。
その後 減圧手術に至りましたが、嫌な思いばかりで、月に一回の診察となっています。
ブロック注射しても 私には無意味だそうです。
次の手術を考えているということは、いまだ動いていないことに関してかなり 重症だから
でしょうか・・・
ブロック注射も一つの手立てとして考えていますが 痛そうですね。


[2012/06/12 18:12] URL | ヨッシー #oJGayDYs [ 編集 ]
ヨッシーさんへ

顔面神経麻痺の治療には、効果がはっきりと予測できるものが無いというのが現状です。初期治療(薬物療法)以外の手術等は、全国の医療機関で標準的に行なわれているわけではありません。医療機関や医師の治療方針、患者の重症度や病態の変化、個々の患者の希望によっても選択肢が変わってきます。
インフォームド・コンセント(医療行為に対しての目的や内容、リスクや副作用等の説明がなされ、患者が十分に理解し、治療方針に合意、または拒否すること)がされた上で、医師と患者がお互いに信頼して治療を進めることが重要です。
現在の病院で治療を続けるのであれば、担当の医師と納得のいくまで話し合って、今後の治療目標を決めていってください。

   ともたも
[2012/06/13 12:30] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
ありがとうございます。
そうですね・・・
でも 初期の段階でどこの病院にいってもその大病院につながってるみたいで よっぽど
県外に通わないと 同じことをいわれたかもです。
主治医は何人もの患者を診てきているので
データーを基にきっとこういう重症患者は
いくら鍼をしても治らないとかわかるのでしょうか・・・
お偉いDr.を前にすると要件だけを一方的に言われ、それこそ 洗脳じゃないけど そうなんだ・・・って思ってしまうんですよね・・・

[2012/06/13 17:28] URL | ヨッシー #- [ 編集 ]
コメント遅くなりすみません。
こないだ、コメントしました者です。

主さんのコメントを見てすぐに入院施設の整った大きな病院に行き、即日入院になりステロイドを主とする点滴毎日と星状ブロック注射を毎日首にうっています。
本日は自宅に一時帰宅をしているので報告と思いコメントしました。
電気を顔に当てて行う検査では
『左顔47.8%』
という結果がでて医者がいうには予後はいい方らしいです。自分は突発性ベル麻痺でした。
電気パットの治療は行っていません。
まだ発症してから2週間しかたっていませんので顔が少し歪んでいるようにみえます。
風呂上りにホントに軽く顔を動かす体操を先生からするよう言われ行っています。

自分はある劇団に所属していて顔のゆがみは気になりますがこの病気は治るまでに長くて4ヶ月はかかるといわれ、2週間たった今あまり動かない顔を毎日見ていて本当に治るのか少し不安になってしまいます。
やはり治るのを気長に待つものなんですよね?
長文で失礼します。
[2012/06/17 16:54] URL | さとる #- [ 編集 ]
さとるさんへ

とても安心しました。

誘発筋電図検査(ENoG)が47.8%とのこと、通常40%以上であれば後遺症は出ないで3~4ヵ月以内に完治するとされています。
リハビリとして顔面の表情分離訓練等をする必要も、特にはないと思われますが、現在行っている「風呂上りにホントに軽く顔を動かす体操」は、麻痺側がいつから動き始めるかを、医師が確認する目的もあると思ってください。もうじき動き始めると思われます。体調管理に気をつけて無理をしないようにしてください。
劇団に所属しておられるとのこと、今後のいっそうのご活躍を期待しております。
    ともたも
[2012/06/18 16:24] URL | ともたも #1f.pyBOY [ 編集 ]
本日おかげさまで無事退院しました。
今後は薬の服用と週2回のブロックレーザー治療、月1回の診察になりました。
40%以上の話は医者は話してはくれませんでしたので情報が聞けてうれしいです。
ありがとうございます。
体調管理に気を付けて、顔の体操も軽く行い今後の回復に期待して気長に待ってみます。
ともたろさんのアドバイスを頂きありがとうございます。
[2012/06/20 22:25] URL | さとる #- [ 編集 ]
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[2012/07/08 18:07] | # [ 編集 ]
○○○さんへ

今コメントを読みました。返事が遅くなってすみません。

あまり心配しすぎないでください。
ハント症候群やベル麻痺の発症は「顔面神経麻痺」の症状が出た時からになりますので、ご質問の、頭痛や耳痛等の前駆症状だけで終わる場合にはこれらの病名はつきません。「顔面麻痺」または耳や口中に「疱疹」が出た時点で、できるだけ早く、3日以内に治療を開始してください。
また、抗ウイルス薬とステロイドについてのご質問で、ステロイドの持つ免疫抑制作用によるウイルス増殖を気にしておられるようですが、日本では両方を併用することで、抗ウイルス薬によるウイルス増殖の抑制と、ステロイドによる抗炎症、抗浮腫効果を得ることが目的とされているようです。いずれにせよ、患者の病態によってステロイドの投与量や投与方法は変わってきます。

また、ご質問の水泳はあと10日間ぐらいはやらないで、耳痛や頭痛等がなくなるまで安静にしていた方が良いと思います。
どうぞおだいじにしてください。
   ともたも
[2012/07/09 03:43] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
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[2012/07/09 08:24] | # [ 編集 ]
○○○さんへ

早期予防に対する考え方と医療としての許可範囲の違いがあるのですね。日本では保険の適用の基準等により制限される場合もあるようです。

こちらこそ、勉強をさせていただきありがとうございました。
ともたも
[2012/07/09 13:11] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
リハビリ法について
はじめまして。36歳男性です。
ハント症候群(重度)と診断され20日目となりました。
10日間入院して今は自宅療養しております。まだ左側の顔面麻痺が続き、左耳の閉塞感、痛みがあります。
主治医からは急性期を過ぎて、変化がなければおそらく後遺症が残るだろうと言われました。特に耳の方です。
顔面麻痺もまだ目を閉じれるかどうかの状態です。
昨日、退院して以来の通院で、メコバラミン錠500とアデホスコーワ顆粒10%という薬を一ヶ月分処方され、
後は1ケ月経過を見てくださいと言われました。
蒸しタオル、マッサージ等を日々繰り返してはいますが、針、またはブロック注射をすれば改善は見込まれるものでしょうか?
主治医からはその辺の具体的はアドバイスをもらえず悩んでおります。
耳の閉塞感についても何か具体的なリハビリ方法があれば教えて頂けないでしょうか?
宜しくお願い致します。
[2012/07/21 17:12] URL | まさお #lth7yKu2 [ 編集 ]
まさおさんへ

コメントを読ませていただきました。返事が遅くなって申し訳ありません。

ハント症候群と診断されて10日間の入院、現在メコバラミン錠(メチコバール)とアデホスコーワの薬物療法中、1ヵ月様子を見るという状況とのこと。医療機関や医師によって治療方針は変わってきますが、通常に行なわれている治療法だと思われます。

ただ、耳の閉塞感につきましては、医学書等にはあまり情報がありません。耳閉感そのものは耳鼻咽喉科では一般的によく治療する病態であることと、病因がハント症候群と分かっているので、担当医師の言うように、顔面神経麻痺による耳の閉塞感では、初期治療の薬物療法(抗ウイルス薬、ステロイド等)が終わって改善が見られなければ、治りにくいものなのかもしれません。

他に顔面神経麻痺による耳閉感の治療としては、漢方では苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)を使用して良好な結果を得たとの報告もあるようです。また、耳閉感へのリハビリとしてはツボ療法があるようですが、施術者によって療法や選ぶツボに違いがありますので、ここでは控えさせていただきます。

今後の治療やマッサージ等のリハビリにつきましては、担当医にご相談のうえ、誘発筋電図検査(ENoG)等による予後診断を受けてから進めた方が良いと思います。この記事のコメント中のH12年5月19日付「りょうちんさんへ」、H11年9月4日付「ぷくりんさんへ」もご参照ください。
また、星状神経節ブロック療法につきましては、この記事のコメント中の、H12年5月21日付「りょうちんさんへ」をご参照ください。私個人としては試してみられてはと思います。

なにか足りなさを感じる内容ですみません。おだいじにしてください。
    ともたも
[2012/07/23 03:45] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
アドバイス下さい
6日前に顔面神経麻痺を診断され、4日前より入院治療を受けています。
ハント症候群か、ベル麻痺かの鑑別はまだできないと言われているのですが、発症前に耳と後頚部痛があったので、ハント症候群の可能性が強いと言われています。

現在、生後4ヶ月の子供がおり、泣く泣く断乳中なんですが、ステロイドが抜けたらまた母乳育児をしたいと考えています!
ビタミンや循環をよくする薬も、母乳に移行するということなんですが、継続するのと、止めるのでは、後遺症に大きく関わると思われますか??

現在、スコアは6/40(入院時は、8点でした)また、筋電図等の、検査はしていません。
[2012/08/02 10:32] URL | まー #- [ 編集 ]
まーさんへ

後遺症の発現は、ウイルスが神経に及ぼす直接的な障害(軸索断裂+神経内膜損傷等)の程度と、神経が再生する時の迷入再生(過誤支配)や軸索・髄鞘形成不全等が要因となります。

現在まーさんが入院治療を受けているのが、神経への直接的な障害を最小限に抑えようとする薬物療法(抗ウイルス薬やステロイド等)で、後遺症を防ぐために最も大切な初期治療といえます。
個々の患者の病態により治療結果は変わってきますが、誘発筋電図検査(ENoG)等で、後遺症の可能性など、およその予後診断ができます。

ご質問の「ビタミンや循環をよくする薬」は、メチコバール(ビタミンB12)、アデホスコーワ、カルナクリン等になりますが、血管を拡張して血液の流れをよくし循環障害を改善、初期治療後の薬物療法の継続として、神経の再生や修復(軸索・髄鞘形成)を助ける重要な薬です。処方された場合は服用されることを強くお薦めします。
ほとんどの薬は母乳に入ってしまいますが、その量は僅かです。薬という性質上100%絶対に安全ということはありませんが、顔面神経麻痺の治療上で、これらの薬と母乳による副作用をとりあげた報告は無いように思います。
注意をするとすれば、生後1~2ヵ月は乳児の肝臓や腎臓の働きが不十分であること(まーさんのお子様は4ヵ月ですが)、他に一般用医薬品等を使用される場合、薬の作用を強めたり、弱めたりすることがあるかも知れませんので、その場合は主治医や薬剤師にも確認をしてください。

お子様の健康を第一にされる気持ちはすばらしいと思いますが、まずはご自身の顔面神経麻痺の治療を優先されることを望みます。おだいじにしてください。
   ともたも
[2012/08/03 03:58] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
ありがとうございます!
色々と調べていただき、ありがとうございます!!!とても助かりました!!

筋電図の結果等を含めて、医師、薬剤師と、もう一度相談してみます!!

子供のためにも治すのが一番と頭では分かっているのですが、出る母乳を飲ませることができない辛さもありまして…。ストレスためるのも、治療に良くないですよね?!
その辺の兼ね合いもあるのかなぁーなんて思っています。

ちなみに、今入院している病院では、高気圧酸素療法が取り入れられており、受けています。効果はまだ分かりませんが、こんな治療もありますよーってことで、あまり書かれていないので、一応ご報告まで。

ありがとうございました!!!
[2012/08/03 04:42] URL | まー #- [ 編集 ]
顔面神経麻痺の後遺症について。
顔面神経麻痺を発病してから10年がたちます。適切な治療は受けたのですが後遺症は未だに残ったままで、耳鼻科や脳神経外科などで診察を受けたのですが、ビタミン剤を服用するだけの治療で全く改善の見込みがありません。偶然ここのホームページを見かけて、少しでも改善できる治療はないかと思いコメントさせていただきました。ご回答を宜しくお願いします。
[2013/01/25 01:03] URL | 清水 #QBs7AdsI [ 編集 ]
清水さんへ

医療関係者でなく何の資格も持っていない私は医療行為等に対して意見を言える立場にはありませんが、10年という月日はあまりに長く感じられます。

後遺症の治療においては個々の患者の病態がさまざまであることから、手術の適応や施行時期等を的確に判断しなければなりません。また、耳鼻咽喉科でできるものと形成外科との連携が必要なものがあります。
例えば1年以上が経過した症例の中で、仮に「ネットワーク型神経再建術」が適応と判断されれば、顔面筋の廃用性萎縮が始まる前に行なわれるべきものだと思われます。

後遺症に対しての治療を記してみます。一般的な医学書に載っている事等が中心となりますのをご了承ください。

●ボツリヌス・バイオフィードバック
ボトックス(ボツリヌス毒素)の筋肉注射をすることで顔面表情筋を麻痺させて、拘縮や病的共同運動等を目立たなくさせる方法です。顔面痙攣を抑える場合にもよく行なわれます。著効性がありますが、3~4ヵ月経つと効果は薄れてゆくので繰り返す必要があります。近年はボツリヌス・バイオフィードバックという、一旦ボトックスで麻痺させ、その後にリハビリとして、中枢へのフィードバック(表情筋の動きを自分で確認しながら脳からの指令をコントロールする)を行うことで、再現する後遺症の症状を緩和させる方法も試されています。

●ワニの涙
食事や歯磨き等をする時に麻痺側の目から涙が出てくる後遺症です。唾液腺へいく神経と涙腺にいく神経が再生の過程で誤って混線状態になったために起こります。ボツリヌス毒素の涙腺注射が有効との報告があるようです。

●アブミ骨筋腱切断術
顔面の表情筋の動きに同期して(目を閉じたリ、大きく口を開けた時や強く咬んだ時に)難聴や耳鳴りが起こる場合があります。本来は表情筋を動かすための神経線維が、誤ってアブミ骨筋(鼓膜が受けた振動を増強して内耳に伝える筋肉)に再生したために生じる現象です。
重症の場合、アブミ骨筋腱切断術を行うことがあります。

●選択的神経切断術
病的共同運動が出現した場合に、その表情筋を支配している神経を選んで切断し、病的共同運動を軽減させる方法です。手術後しばしば再発し、手術前よりも高度な病的共同運動を生じてしまう場合もあることが問題とされているようです。
 
●選択的表情筋切断術
病的共同運動が出現した場合に、その動きを支配している表情筋を選んで切断し、症状を緩和させる方法です。長期的な効果が得られます。選択的表情筋切断術は主に症状の強い症例に対して行なわれるため、上眼瞼眉毛吊り上げ術等、他の手術と併用して顔面全体のバランスを整える場合も多いようです。

○静的・動的再建術○
陳旧性麻痺(ちんきゅうせいまひ:後遺症が残り、年月の経ったもの)で自然回復が望めなくなった場合に行われることがある形成外科的手術です。顔面全体のバランスを考慮し、複数の方法を組み合わせて施行されることが多いようです。また、場合により正常側の筋肉を弱めることもあります。

●静的再建術
安静時の顔面の左右非対称性が特に高度な場合に適用されることがあります。
額にしわを作る前頭筋の麻痺による眉毛下垂に対しては、眉毛のすぐ上の皮膚を1cm程度切除・縫合する挙上術や大腿筋膜(筋膜:筋肉を包む膜)による吊り上げ等が行われます。閉眼不全(兎眼)に対してはgold plateの上眼瞼皮下挿入(薄い金の板を上瞼に入れて重りにする)や眼瞼挙筋延長術、後述の動的再建として、側頭筋移行術等があります。下眼瞼の下垂や外反に対しては切除形成術。口角および頬部下垂に対して大腿筋膜やゴアテックス(人工膜)を用いた吊り上げ術、不全麻痺で動きはあるものの、皮膚の弛みが気になる場合は整容的形成手術として、余剰皮膚切除(耳周囲)によるフェイスリフト等があります。また、筋膜で動きを得ることはできませんので、動的再建術等と組み合わせて行なわれる場合もあります。

●動的再建術
顔面運動時(特に笑った時)の左右非対称性が著明な高度麻痺に適用されることがあります。麻痺側に動きを獲得するための手術です。
閉眼不全(兎眼)に対しては静的再建でも述べましたが、動的再建術としては側頭筋移行術があり、噛むときに使う側頭筋の一部と筋膜を細くはがし(髪の毛の中で切開)、筋膜を2分して上瞼と下瞼の皮下を通して眼がしらで鼻の骨膜と縫合して固定することにより、噛む動作でまぶたを閉じることができるようになります。
口角および頬部挙上不全に対しては咬筋または側頭筋・筋膜移行術がありますが、頬部の廃用性萎縮に対しては神経血管柄付き(筋肉は顔面の神経や血管とつながないと生着しません)広背筋(わきの下)の頬部皮下への移植が行われることがあります。形成外科のマイクロサージャリー(顕微鏡下での施術)等に習熟した専門医によって行われます。また、神経の再生と運動の回復には長期間を要し、術後のリハビリも重要です。

これらの再建術は手術者の技量が大きく影響します。

どうぞおだいじにしてください。

      ともたも
[2013/01/26 03:20] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
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[2013/05/19 19:57] | # [ 編集 ]
bさんへ

とてもご心配のことと思います。
治療の開始時期を気にしておられますが、ハント症候群やベル麻痺の発症は「顔面神経麻痺」の症状が出た時からになりますので、顔面麻痺に気づいた翌日からの入院治療は発症2日目と考えてください。
また、ステロイドにつきましては医療機関や医師の治療方針によって用法、用量が変わってきます。私は医療関係者ではありませんが、私の知る限りでは担当医の説明で予想される治療法と、その治療法での投与期間で良いと思われます。期間ではなく総用量を重視した治療法と言えるのではないでしょうか。

神経の腫れについてのご質問ですが、個々の患者の病態によってさまざまだとお考えください。初期薬物療法終了=腫れ解消と思いたいのですが、例えば、発症3ヵ月後に行なわれた晩期顔面神経減荷術でも神経の顕著な膨張が見られた…などの報告があります。

私個人の考えでは、現在の病院の治療やリハビリで良いのではないかと思います。ただ、bさんの数値がENoG値だとすれば、主治医の「後遺症が残ると断言」されたり、手術の話につきましては、積極的な感じがします。そのあたりは、この記事のコメントの「りょうちんさんへ」(2012/05/19)等もご参照ください。

bさんのように、自分で納得しながら治療を進めていきたいという姿勢はとてもたいせつだと思います。
体を温かくしておだいじにしてください。

      ともたも
[2013/05/20 15:41] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
ありがとうございます
ともたもさん、返信、ありがとうございます。実は私の主治医さんは新人さんらしく、何かを質問しても、統計的に・・とか、普通なら・・とか、そういう説明の仕方なんです。
本日、主治医に、ネットなどではステロイドは二週間と書いてあるけど、私は一週間。足りなくないすか?と聞きました。この病院では一週間が原則とのこと。それ以上は意味がないですが、希望されるならやります。と言われました。
前の点滴から一週間、空いてしまいましたし、今からだと意味ないですよね。週末から後頭部に痛みと張り感、吐き気も出ていて回診の際に先生に聞いたのですが、炎症して腫れてるからとの説明で。腫れてる=ステロイドが足りない?と感じた訳です。
今日も目は閉じませんが、リハビリの先生から、額に少し動きがありますと言われ、嬉しいです。
前、質問されてた方々は順調に回復されたんでしょうか?
[2013/05/20 17:13] URL | ぼよん #/edlKMrs [ 編集 ]
ぼよんさんへ

コメントをありがとうございます。
ステロイドのご使用の件では、私は医療関係者ではないので具体的な意見を言える立場にありませんが、ステロイドの色々な副作用を十分に考慮してからお決めください。

リハビリは動き出しても急がないで、ゆっくりと軽くやりましょう。
治療中のストレスを少なくする生活や環境もだいじになってくると思います。無理をしないでくださいね。

    ともたも
[2013/05/21 19:56] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
ともたもさまはじめまして。ハント症候群になって二ヶ月になる者ですがいまだに全く動きません。
7月21日に耳痛を感じ22日に目覚めたら顔面神経麻痺になっていました。
すぐに近所の市民病院に行ったのですが、医師から疱疹が耳に出ていないとの事で一週間20㎜のステロイド投与だけをしていましたが発症4日後の26日に耳に疱疹が出来てすぐさま再診をうけてそこからバルトレックスを一週間飲みました。
この病院の先生は筋電図検査もやる意味はあまり無いとか言う感じで、何もしてくれなかったのでセカンドピニオンの病院を発症二週間で受診し、そこで筋電図検索をしたら5パーセントという数字でした。
さらに地元な大学病院でサードピニオンを受けてそこで耳の鼓膜の検査みたいなのを受けたら動きが出てきてるから治ると言ってもらえたのですが、発症二ヶ月経っていまだに全く動きません。現在はアデホスとメチコバールを服用して回復を待っているのみです。本当にこれから良くなってくるのか心配になってしまいますが、サードピニオンで受けた先生の言葉を信じて頑張りたいと思います。
[2013/09/20 17:43] URL | りょう #- [ 編集 ]
りょうさんへ

ご心配のことと思います。
ハント症候群では病院や担当医師によって治療への考え方が変わってきますので、ご自身が話し合って納得ができなければ、セカンドオピニオンやサードオピニオンも、場合により必要かと思います。
りょうさんのように、病気のことを学び、誘発筋電図検査を受けたいという希望や目的があってのセカンドオピニオンはとても大事です。
他の病気でもそうですが、漠然とセカンドオピニオンを受けたいと最初の病院で相談すると、俗に言う派閥の中で紹介されることがあると聞きます。例えば、ある医大出身の医師に他でも診断をしてみたいとセカンドオピニオンを希望すると、同じ医大の後輩を紹介されたという風に…。

私は色々な病気にかかって今も治療中ですが、自分がかかっている病気に対してはできるだけ勉強をし、疑問に思うことがあれば担当医に聞いて、自分の状態と現在受けている治療を把握するようにしています。まったくの医者まかせという人もいますが、自分の病気を学ぶことで、安心して治療が受けられるとともに、医師への信頼も増してくるように思います。

りょうさんの場合、誘発筋電図検査が5%ということで、動き出しにはもう少し時間がかかるかもしれません。担当医に「星状神経節ブロック注射」のご相談をされてみてはと思います。
ようやく涼しくなってきましたが、エアコンや扇風機などで顔や体を冷やさないように注意をしてください。
どうぞおだいじに。

  ともたも
[2013/09/22 02:43] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
ともたも様お忙しい中返信ありがとうございます。
自分もともたもさんと同じ様にこの病気になって自分なりに調べ、後から後悔しない様行きたい病院を自分で指定して紹介状を書いてもらいました。
そしてハント症候群の患者としてともたもさんのブログに出会い、とても参考になり前向きになれました。
筋電図5パーセントはなかなか厳しい数字ですが、共同運動に気をつけて前向きに治療して行きたいと思います。
星状神経ブロックも担当医に相談してみようと思います。ありがとうございます。
[2013/09/22 16:32] URL | りょう #- [ 編集 ]
力をもらいました。
初めまして。
9月23日あたりから耳の下あたりが痛くなり、
25日の夜、片目が乾き、26日の朝、口が痙攣してきました。
その日の午後、ようやくこれはおかしいと病院に行き、(内科)顔面麻痺だとのことで
ステロイドの薬をいただき、3日後のに神経内科に来るようにと言われました。
神経内科では同じく薬による治療のみで、
麻痺は相変わらずで、(少し悪化した)
ショックで凹みました。
お医者様からはあまり詳しい説明を得られず、ウイルス感染によるものだから気長に治しましょう、無理なマッサージをせず薬を飲んで気を楽にしてくださいのみ。
一週間後に来てくださいとのこと。
精神的に参り、針灸治療院に行き、やっとマッサージの仕方や、診断テスト(40点中10点でした)もしていただき、一緒に治していきましょうと言われ、気持ちが救われました。
そしてこのサイトを見つけ、
さらに力をいただいた気がします。
今月はいろんなイベントを控え、パソコンでの入力作業などもあり、気が焦るばかりですが、ユーモアあふれるブログに救われました。ありがとうございます。
目が痛いので、ゆっくり少しずつ読んでいます。
また覗きにきます。
[2013/10/06 10:30] URL | ゆき #.SkkPQig [ 編集 ]
ゆきさんへ

コメントをありがとうございました。
少しバタバタしていてお返事が遅くなってすみません。
ゆきさんの場合は帯状疱疹は出なかったようですし、病院で受けられた治療内容だとベル麻痺との診断でしょうか。
顔面神経麻痺は治療を開始しても最初の1週間ぐらいは麻痺が悪化することはよくあります。「治療をしているのになぜ悪化?」と思われる方も多いようです(私もそうでした)。

鍼灸治療院へ行っておられるとのこと、末梢性顔面神経麻痺への鍼治療にはさまざまな意見がありますが、鍼による通電治療や、低周波電気刺激はしてはならないこととされています。(置鍼のみの効果については不明)
鍼は多くの疾患に有効ですが、私個人の考えでは、ウイルス性顔面神経麻痺の、特に初期治療には用いない方が良いと思っています。神経の再生が終わってから、その結果で選択を考えても良いのではないでしょうか。

顔面神経麻痺の発症から2週間ですが、この時期の薬物療法以外の治療では、星状神経節ブロック療法をお薦めしております。病院の担当医とご相談なさってみてください。

お仕事、決して無理をしないようにしてください。できればお休みをとられると良いのですが…
体調管理に気をつけて、おだいじにしてください。
   ともたも
[2013/10/08 19:51] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
お返事ありがとうございます。
2週間経ち、経過がよくないのでさすがに
昨日から滅入っていました。
それでも、このブログのユーモア溢れる文章を読むと気持ちも和らぎます。
実は鍼灸治療院で昨日、低周波治療をしてしまいました。2度目までは極細の鍼と首に遠赤外線をあてるだけでしたが、昨日ピンポイントならば返って効果があると当院では考えていますから心配しないでくださいと言われ断りきれずにしてしまいました。
なんだか心臓がどきどきしてしまいました。
しばらく鍼治療はいかないようにしようと思います。
今日は通院の日で、半年くらいは完治までかかると思ったほうがいいと言われました。
半年もこの顔だと思うと凹みます。
いろんなイベントもすべてキャンセルし、引きこもりたい気分ですが、ともたもさんのブログでまた力をいただいて頑張ります。
星状神経節ブロック療法に関してもお医者様に聞いてみましたが、う~ん痛い思いをしてもはたして効果があるかといえばはっきり断言できない・・・とあいまいな答え。別の病院に行きたい気分です。
すみません。支離滅裂でマイナスなことばかり書きました。
[2013/10/08 20:44] URL | ゆき #.SkkPQig [ 編集 ]
ゆきさんへ

8日は通院日だったのですね。
私の方は9日に病院で手術を受けてきました。左手の中指と薬指で腱鞘炎(ばね指)の手術です。手指の使いすぎと、糖尿病があると発症しやすいのです。
私事で何ですが、以前から色々な病気を経験して自分の弱い体に腹が立ち、少しでも健康になりたくて自分でツボ押しを始めたところ、思った以上に効果がありました。
このことで東洋医学に興味が湧いて、何か勉強して資格を身につけたいと調べたのですが、経費や私の年齢を考えると整体師が良いかと思い、1年かけて学科や施療の実技練習等をして先日、ようやく資格がとれました。その代償としての腱鞘炎です。
整体師は民間資格です。資格がなくとも整体師はできます。そうしたことで法律上の問題もあると思います。私個人としては整体師の民間資格をとれたことで、勉強したことや体験したことを少しつっ込んで話をしてもいいのかなと思っています。

鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師はいずれも国家資格です。3年以上の修学と実技を経て国家試験に合格された方々です。卒業後も経験と研究を重ねておられますので、施療を仕事とする人の数だけそれぞれの方の療法があると考えてください。
いまだに顔面神経麻痺の治療は確立されていません。
東洋医学による顔面神経麻痺の治療が代替療法とすれば、受ける人の方にも自己責任のようなものは出てくると思います。

話が別な方向に行ったかもしれませんので、ゆきさんにはお詫びを申し上げます。
あの…、2週間で経過が良くなる人はとても少ないですよ。
顔と体を冷やさないようにおだいじにしてください。
   ともたも
[2013/10/10 13:19] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
はじめまして
はじめまして、10月1日にハント症候群と診断された40歳男です不安な毎日をすごしてましたが、こちらのブログを拝見し希望を頂きました!
本日2週間経ちめまい味覚障害、顔面麻痺、耳の閉塞が改善されません。
検査日だったため、今日病院に行きましたが、顔に電気を流す?顔面麻痺の回復具合を測る検査をしましたが、
医師の話では、かなり悪いので
神経の周りの骨を削る手術をするか、このまま、投薬で経過観察するか、1週間で決めてくださいとの事でした、、、手術の場合は治るかどうかわからないし、難聴が残るリスクがあるとの事です。
医師にペインクリニックでのブロック注射の事聞きましたが、そんなの聞いた事が無いと言われました。
驚きました!あまり一般的では無いのでしょうか?
私としては、手術よりまずブロック注射を試したいですが、遅くとも2ヵ月以内に手術をしないと効果は無いとのことです。

ペインクリニックによってはそんな技術知らないとか?あるのでしょうか?
ちなみに今通ってる病院は、大病院の耳鼻科です。




ご意見頂ければ幸いです。
[2013/10/15 15:18] URL | やんぼう #- [ 編集 ]
やんぼうさんへ

コメントを読ませていただき、私も驚きました。

「ブロック注射」は病院の「麻酔科」や「ペインクリニック」では毎日のように行なわれています。
大病院の耳鼻科であれば、顔面神経麻痺の治療として「星状神経節ブロック注射」があることを知らない医師はいないように思いますが…?
ましてや、骨を削る「顔面神経減荷術」の手術ができるほど顔面神経麻痺の治療に慣れている医師であれば、なおさらです。
病院や担当医の治療方針なのでしょうか?…これ以上は私も言いようがありません。

顔面神経麻痺の治療法は確立されていませんが、「顔面神経減荷術」に対しては特に賛否両論があります。
やんぼうさんは現在発症2週間とのことで、手術をするかどうかを1週間で決めて、それから準備となると実際の手術は発症4週間ぐらいになります。
一般には、顔面神経がどれだけウイルスに侵されるかは、最初の2週間で決まるとされています。

「顔面神経減荷術」と「星状神経節ブロック注射」につきましては他の人のコメントにお返事したものがありますので、重複しますがそのまま載せてみます。

●早期顔面神経減荷術
神経の障害(変性)を抑えることを目的として、ワーラー変性が完成される麻痺発症2週間以内(できるだけ早期が理想とされるが、検査法等もあり実際的には3週以内)に行なわれることがある手術です。
発症早期に麻痺スコア(柳原法等)が完全麻痺、神経興奮性検査(NET患側無反応)や誘発筋電図検査(ENoG値10%以下)等で予後不良と診断された場合に適応が検討される場合があります。
減荷術は耳周囲(頭部側)の皮膚を切開後、側頭骨内にある顔面神経管の骨を削り、炎症により腫れあがった顔面神経を露出させることで、硬くて狭い骨性顔面神経管の中から神経を開放させます。さらに神経内圧を減少させるために神経鞘の切開をする場合もあります。これらの減荷手術は更なる神経障害(変性)の防止と、麻痺の改善に有効と報告されていますが、リスク等も考えると賛否両論があるというのが現状のようです。

●晩期顔面神経減荷術
ワーラー変性が終わったあとになるため、神経の障害(変性)を抑える目的ではなく、神経再生の促進を目的として、麻痺発症3週目以降~3ヵ月以内に行なわれることがあります。保存的治療(ステロイド・抗ウイルス剤等の薬物療法)で改善のみられない場合で、予後不良と判定された症例が適応の目安となり、検討される場合があるようです。これもリスク等を考えると賛否両論があります。

●星状神経節ブロック
「麻酔科」や「ペインクリニック」で広く施行されている「星状神経節ブロック注射」は首の頚椎の7番目にある「星状神経節」という部分に(現在は安全のために第6頸椎横に)麻酔薬を注入し、交感神経の興奮を緩和することで血液の循環を改善し、痛みや炎症を抑え、神経の浮腫を軽減させて麻痺の回復を助けようとするものです。針を刺す部位や角度、深さ等に施術者の熟練した手技が要求され、治療効果にも個人差が大きく出る療法ではありますが、自律神経やホルモン分泌を整え、自然治癒力を高め、さまざまな疾患や症状に有効とされ、目的以外の症状が改善される場合も少なくありません。副作用は少なく(顔や手が温かくなり、目の充血や鼻づまり、発汗減少などが出ますが、交感神経が遮断された証拠でもあります。また、一時的に声が出にくい、かすれるといった症状がごくまれに出ることもありますが、1~3時間で戻ります)、発症初期から実施されることも多いようです。治療期間や回数などは、患者の病態や施設により変わってきます。月に数回までは保険が適用されます。

また、ブロック注射より実施が容易なスーパーライザー(商品名)を用いて、直線偏光近赤外線を照射する「星状神経節ブロック照射」法もあり、注射に比べて1回あたりの効果は小さいとされているものの無痛かつ安全、無侵襲なので実施しやすくなっています。ただし、ペースメーカー使用の方、照射部に金属類がある場合等は禁忌です。

「星状神経節ブロック」は自分に合わないと思えば、無理に続けることはありません。効果は人それぞれです。私個人は、効くかどうか試してみる価値のある治療法だと思っています。

やんぼうさんが書かれていますように「手術よりまずブロック注射を試したい」という考えの方が私は良いのではないかと思います。ブログ等で「顔面神経減荷術」を受けられた方の意見を調べてからご検討されることをお薦めします。
「担当医とご相談の上」と、書きづらい気持ちがありますのをお察しください。

2週間が過ぎていますので、薬物療法による初期治療は終わっています。あまりあせらずに腹を据えて、ハント症候群を発症する前のご自身のストレスや生活を見直すことからが、回復のための準備とお考えください。
どうぞおだいじにしてください。
  ともたも
[2013/10/16 03:34] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
ともたもさんへ
お返事ありがとうございます

あれから、なんとかペインクリニックを受けられないかと、探しました!
県内の大学病院に、飛び込んでみましたが、初診受付で、紹介状がないとペインクリニックは受けれないとの事、なんとか事情を話しましたが、今他の大病院で治療しているなら、そちらで治療を続けて下さいと。言われましたが、根気よく、顔面麻痺である事、ペインクリニックで治る可能性がある事を、事務の方に説明し、ようやく耳鼻科で話しを聞いて頂いて院内紹介してもらえる事になりました。

しかし、そちらの耳鼻科では、顔面麻痺の専門の先生がおられましたが、ブロック注射は否定されておられました、やはり耳鼻科の立場では、手術を勧めるのが自然な流れだそうです。
それが教科書的な流れだそうで
す。
もしどうしてもブロック注射を受けたいなら、紹介状を書きますが、治るか治らないかわからないし、ブロック注射で治ったという証明出来る事例が無いとのことでした。
正直目の前が真っ暗になりました!
ただ、手術してもブロック注射するにしても正解間違いは無いし、あなたが納得し決めた事であればそれが正解になるのではないですか?との事でした。
少し意味深な感じでした。

なんとか翌日ペインクリニックを受診出来る事になり、待合室では、色々考えました。ここでブロック注射を断わられたら終わりだと思いました。

しかし、先生に会って安心しました。麻痺は今40点中8点ですが
見た感じは、回復しそうですよ!と言われ、発症から今日まで大変でしたね。安定剤を飲んでゆっくり寝たほうがよいですよとの事。正直気持ちがわかってもらえて涙が出ました。

ブロック注射に関しても、治る保証はないですが、治った例はありますとの事でした、ただやはり証明出来る事ものが無いので学会発表出来ない技術との事でした。
駄目で元々です。来週から通ってみるつもりです。

今回感じたのは、医師の言葉って治る治らないは、別として救われますね。治療に関してはやはり前向きな言葉が欲しいですね。

ともたもさんもお気遣いありがとうございます。

どうなるかわかりませんが、また経過報告させて頂きたいと思います。
[2013/10/19 20:54] URL | やんぼう #- [ 編集 ]
やんぼうさんへ

経過のご報告をありがとうございます。

「治るか治らないかわからないし、ブロック注射で治ったという証明出来る事例が無い」というのは本当です。

顔面神経麻痺では、確実に効果が証明される(エビデンスレベルの高い)治療法は無いというのが現状です。
ある程度、効果があるとされるガイドラインとしては、初期治療としてのステロイド、抗ウイルス薬等の薬物療法ぐらいです。
その他の治療法は、「理論的には効果が期待できるかもしれない」ということです。もちろん「顔面神経減荷術」もです。

顔面神経麻痺では個々の患者の病態が多様であり、治癒した人が、自然治癒なのか、薬物療法が効いたのか、手術やブロック注射、東洋医学や代替療法、リハビリやマッサージ等、何が効果があって治癒したのかはどれも証明が難しく、統計的な憶測の域を出ないといえます。
医師が「手術してもブロック注射するにしても正解・間違いは無いし、あなたが納得し決めた事であればそれが正解になるのではないですか?」というように、初期治療の薬物療法が終わった後は、自分で効果やリスクを調べて納得した上で、治療法を決めていくことになります。

ペインクリニックの先生が信頼できて本当に良かったですね。
  ともたも
[2013/10/20 19:57] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
先日もコメントさせていただいたゆきです。
あれから別の耳鼻科に行き診察したところ、総合病院を紹介してくださり、そこで診察したら即入院を勧められ、ステロイドの点滴を一週間行いました。その間神経伝達速度の検査をしたところ、13パーセントという微妙な数値。先生もいろいろ一緒に悩んでくださり、まだ若いから神経減荷術を勧められました。
リスクもある手術のようでしたが、あとであの時手術をしていたらよかった・・・と後悔するのが嫌で、一旦は手術を予約しましたが、直前になって(3日前)に急に怖くなり、結局手術をキャンセルするというお騒がせな患者となってしまいました。先生にもご迷惑をおかけしましたが、自力で治していこうと心を決めたとたん、少しずつですが回復の兆しがあります。目はなんとか閉じるようになりました。
口はまだ麻痺が残っていますが、以前よりはよいような気がします。
今後は焦らずマッサージや鍼などをしながら
治していこうと思います。
時々気持ちが凹みますが、そのたびにこのサイトの写真の治って行く過程を見て元気をもらっています。

[2013/10/26 22:59] URL | ゆき #A.o47jno [ 編集 ]
ゆきさんへ

今後はマッサージや鍼などをされるそうですが、現在の病院の担当医にも、その内容を伝えて、相談しながら治療を進めてくださいね。
顔面が動き始めても力を入れすぎないよう、ゆっくりと治していきましょう。
  ともたも
[2013/10/27 02:33] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
ブログ読ませていただきました!
こんばんは。
私は25歳の男です。夜分遅くにコメント申し訳ありません。

先月の4日に顔面神経麻痺を発症し、翌日5日に脳外科へ受診しハント症候群との事でバルトレックス(5日分)とビタミン剤を処方されました。
それと7日から耳鼻咽喉科で処方されたステロイド剤(3週間分)も内服しました。
以上のことから初期治療は早い段階で行えたかと思っております。
しかし、初診から2週間後に耳鼻咽喉科でNET検査をしたところ症状は重く、治るのに数ヶ月かかると言われました。
そして、現在発症から約1ヶ月経過いたしましたが麻痺側は全く動きません。安静時の顔は発症時からほぼ麻痺がわからない様な状態なのですが・・・

そこで、予後の経過が分かるENoG検査を受けてみようかと思っています。
この検査は、自分のような全く動いていない様な状態の時に検査をしても予後の回復が分かる詳しい数値が出るものなのでしょうか?この検査について全くの無知なものでスイマセン。

分かりにくい文章で長々と申し訳ありませんが、ご意見頂ければ幸いです。
[2013/11/01 02:30] URL | yasu #- [ 編集 ]
yasuさんへ

神経興奮性検査(NET)を受けて、症状が重いと診断されたとのこと。
NETでは、健側と患側の閾値(顔面神経を電気刺激して、徐々に刺激強度を上げていき、肉眼観察で表情筋の収縮が起きたことが確認できた最小の電圧レベルを計る)の差が3.5mA以内であれば予後が良好とされ、3.5mA以上またはscale outの場合には予後が不良とされています。ただし、予後良好と判定されたうち約10%は予後不良に。また、予後不良と判定されたうち約10%は予後良好となっている等の報告があり、ENoG検査と比較して診断の正確さに劣るといわれています。

誘発筋電図検査(ENoG)では、麻痺側に多少の動きがあろうが、全く動いていない状態であろうが、検査の目的には関係がありません。
ENoGの検査で、外から観察する顔面の状態では分からない、神経内部の軸索の障害(軸索断裂:ワーラー変性)の程度を知ることができ、予後を推測することができるようになります。
通常は発症10日前後が最低値となりますが、yasuさんの場合約1ヶ月経過していますので最低値ではないかもしれませんが、現在の状態を知ることができ、およその予後診断や今後の治療にも役立つのではないでしょうか。
担当医に誘発筋電図検査を行える病院を紹介してもらい、1ヶ月経過であることを伝えて、検査と予後診断のご相談をなさることをお薦めします。
どうぞおだいじにしてください。
  ともたも
[2013/11/01 23:19] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
参考になります。
こんばんは。
顔面神経麻痺について、日々いろいろ調べてここにたどりつきました。
写真も載せてブログを残されてるかたは殆どいないので、参考になりますし、励みになります。

現在32歳の二児のママをしてるのです。年末、帰省先で目が閉じなくなり、顔面神経麻痺を確信したのですが、年末年始病院はあいてないし、山の中で救急病院にもいけず、四日後に病院にいって怒られました…。
実は今回、二度目のベル麻痺に悩まされています。
一年半ほど前に、始めて発症。このときはすぐに病院にいけたこともあり、中度の麻痺で、一ヶ月もたたずにほぼ完治したのですが、今回は今で16日目、全く動かず完全麻痺です。繰り返しやすい体質とかあるんですかね??先生も首を傾げるばかりです。
小さい子供たちに笑顔が作れないことがこんなに悲しいことなのかと思い知らされています。次女は四ヶ月。泣く泣く断乳し、親子ともに戦ってます(>_<)
毎日、鏡をみて変化のなさに落ち込みますが、同じ境遇のかたが回復するのをみると、勇気づけられます。
蒸しタオルしてみました。気持ちいいなーと感じました♡続けて頑張ってみます。
神経ってほんとゆっくりゆっくりなんですね。はやく動くといいな。焦ったらダメなんだけど、はやく治したいです。
ブログよんで、少し前向きになれたのでコメントさせていただきました。
[2014/01/13 22:24] URL | かおりん #XFanNIo. [ 編集 ]
かおりんさんへ

コメントをありがとうございます。
ご心配のことと思いますが、かおりんさんの二度目のベル麻痺は最初の時と同じ側でしょうか?
一側(顔の同じ側)再発性麻痺の頻度は欧米では約4~8%、日本では約1~2%という、少し差のある報告があり、原因を特定できない再発性ベル麻痺が最も多いとされています。ただし一側再発性麻痺の中にはまれに、顔面神経鞘腫や真珠腫性中耳炎などの場合もありますので、担当医とご相談の上、必要と思われるなら検査をなさってください。
また、二度目が最初の時と逆側の、両側再発性麻痺(両側同時の麻痺ではなく時期をずらして逆側に生じる)であれば、糖尿病の合併する頻度が高いとされています。私のように糖尿病だと(インスリン治療中)顔面神経麻痺になりやすいのです。

蒸しタオルはレンジでチンよりも、できればお湯の中で手や指をゆっくり温めながら、タオルを絞って作ってください。より血行が良くなります。外出の時や室内でもネックウォーマーやマスク等をして顔や首、体を冷やさないようにしてくださいね。

  ともたも
[2014/01/14 23:38] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
お返事ありがとうございます。
今回の麻痺は前回と反対側におこってます。
20日ほどたつのですが、回復もあまり見られないため、今日の診察では手術の話もでました…。
念のため、MRIもとるように言われたので、今日の昼から行く予定です。
数ヶ月後には笑っていれたらいいなと切に思います。
[2014/01/16 09:57] URL | かおりん #XFanNIo. [ 編集 ]
かおりんさんへ

16日にMRIを受けられたようですが、再発性麻痺の場合では色々と原因を探るためにも必要な検査のひとつだと思います。

手術の話も出たとのことですが、顔面神経減荷術であれば誘発筋電図検査(ENoG)等の数値にもよりますし、インフォームド・コンセント(担当医から医療行為に対しての目的や内容、リスクや副作用等の説明がなされ、患者が十分に理解し、治療方針に合意、または拒否すること)がされた上で、お考えになることがたいせつです。
両側再発性麻痺の場合での顔面神経減荷術のことがよく分からず申し訳ありません。体調管理に努め、できるだけストレスを溜めないようおだいじにしてください。

  ともたも
[2014/01/17 14:13] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2014/01/17 21:48] | # [ 編集 ]
○○○さんへ

ご心配のことと思いますが、顔面神経麻痺の場合はすぐに治療を開始しても、1週間程度は麻痺やその他の症状も進行します。私が罹った時も最初は薬が効いていないと思って焦りました。

私は医療関係者ではありませんので間違ったことを申し上げる場合もあることをご承知の上でご参考にしてください。
現在受けておられる治療は通常の範囲のもので、問題はないように思います。病院や医師の治療方針にもよりますが、初診時の○○○さんのように帯状疱疹が出ていなくて、耳鳴、難聴、めまい等もない顔面神経麻痺ではハント症候群を疑いづらく、抗ウイルス剤はベル麻痺に準じた量での5日間投与になったのでしょう。通常は5日~7日間の投与であり、顔面神経麻痺発症3日以内に抗ウイルス剤を始めることとされ、4日目以降の効果はあまり期待できないとされています。○○○さんの場合発症2日目から5日間なので、発症6日目まで投与されたことになります。
ステロイドについては副作用の出やすい薬なので療法と管理がたいせつです。○○○さんが持病でステロイドを減量中だったとのことで、ローテーションが終わってから通常単位のステロイド投与の予定だったのでしょうか…。
また、初診での血清ウイルス抗体検査で医師から、あいまいと感じることを言われたようですが、血清ウイルス抗体検査は通常、初診時と2~3週間後の2回の検査で抗体価を比較し、基準を超える倍率の値になっていればVZV再活性化と診断されるようです。医師の言う今回の反応か過去の反応かは分からないというのは過去に水疱瘡に罹った時にできた抗体の残り(あるいは途中で水疱瘡の子供との接触等で高まった抗体の残り)かもしれないということだと思います。VZV抗体はVZVウイルスの再活性化のピークで高くなるのではなく、ピークが過ぎてVZVウイルスが消退した時期に抗VZV抗体価が上昇することと、顔面神経麻痺の発症は必ずしもウイルス再活性化のピークに一致するのではなく、再活性化の始まりに出る場合や再活性化の消退期に出る場合もあるということで、総合的な判断が必要です。このまま帯状疱疹が出なければ、○○○さんの場合はベル麻痺の確率の方が高いと予想されます。
また、ペインクリニックでブロック注射をなさっているのはとても良いことだと思います。
ただ、ご年齢と持病のためにステロイド治療をされていての顔面神経麻痺発症の場合、入院治療の方が望ましかったかなとは考えてしまいます。
どうぞおだいじにしてください。

  ともたも
[2014/01/18 23:52] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
ありがとうございました。
少し気持が落ち着きました。

血液検査の結果のご説明ですが、よく理解できました。

19日の朝から、昨日までよりしゃべりやすくなりました。
ブロック注射の効果があったのか?わかりませんが・・
20日、今日で11日経過しましたが、耳鼻科にて生理学検査で、神経が半分残ってるのでそんなに長くはかからないでしょうとの事でした、

質問があるのですが、共同運動を予防するための食事の仕方ですが、目を開けていて食事を口に運び、目が乾燥してきて閉じそうになった時に、口の動きを止めて目を閉じると言う具合にするのでしょうか?
3回の食事も大変ですね。

人との会話の時まで気にした方がいいのですよね?

お忙しいのにこんな質問に目を通して下さって感謝いたします。

[2014/01/20 20:06] URL | みずほ #Kytl5Aew [ 編集 ]
みずほさんへ

食事についてですが、基本的に力を入れて噛まない方が良いので、あまり硬い食べ物は避けるようにしてください。それと体や顔を冷やさないように温かいメニュー中心の献立を。あまり食べられない時はチューブに入った栄養補給食品のゼリー(冷えていない状態で)なども捕食として良いかもしれません。

食べ方は、噛むときに目を閉じないで少しづつ小さくゆっくりと。これは麻痺した頬の内側を噛まないためでもあります。
みずほさんの云われるように口の動きを止めてから目を閉じるのが良いのですが、目が乾燥するまで閉じるのを我慢するのは目や口に余分な力が入りそうな気がします。食事の時は目が動かないように意識しながら口だけ小さく動かすという程度でよいのではないでしょうか。

また、長時間の人との会話やカラオケ等はできるだけ避けた方が良いと思います。人と話す時もマスクをした方が、目を開いたまま喋りやすく、緊張で余分な力が入るのを防げると思います。

同じ動作をするにも顔面神経麻痺に良い方法は?、と考えるのはたいせつなことですよね。

  ともたも
[2014/01/21 15:36] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
勉強になります。
ともたもさん、はじめまして。
年明けからハント症候群を患った36歳女性です。水疱は出てませんが、顔の左側に麻痺があります。

ともたもさんのブログを拝見して、ENoGやNETを知りました。
そして、自分が望む治療・検査を受けたいと思い、病院を変える勇気を持つことができました。
ありがとうございます。

私は不幸中の幸いと申しますか、麻痺の程度が軽い方でした。
 ENoG 44.8%
 NET  左右差1mA
 柳原法 約20点
 SR検査 陰性
 味覚 左側なし
※ENoGとNETは麻痺発生から13日後の結果。

まだ耳が痛むことがありますし、麻痺の回復の兆しはないですが、治ると信じて、ともたもさんのアドバイスを参考に首と顔を冷やさないなどできることをやって、気長に治療していこうと思っています。
[2014/01/21 18:53] URL | みりんかん #- [ 編集 ]
みりんかんさんへ

お役に立てたのでしたら嬉しいというか、ほっとします。
今後はご自身の生活習慣を見直して、頑張りすぎないことや、ストレスを溜めない工夫をしてみてくださいね。

  ともたも
[2014/01/22 03:03] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
参考にさせて頂いてます。
先日はアドバイスをありがとうございました。
1月10日に発症しまして、本日で49日目になります。
今日、耳鼻科を受診しまして、柳原採点法で32点と言われました。
発症11日目で筋電測定しました。
後日、先生より半分くらいと言われましたが、かなりアバウトな表現でした。
そこで、お聞きしたいのですが、ともたもさんは共同運動を回避するために、いつ頃まで気を付けてましたか?
完治ですと言われるまで気をつけた方が良いですよね?
先の事を考えれば、今大変でも頑張るしかありませんね。
[2014/02/21 23:11] URL | みずほ #Kytl5Aew [ 編集 ]
みずほさんへ

発症11日目の誘発筋電図検査(ENoG)の数値が「半分くらい(50%前後?)」と担当医から言われ、49日目で40点法(柳原法)の評価が32点とのことであれば、おそらく病的共同運動は出ないと思われます。
また、柳原法では、中等度以上の病的共同運動がなくて36点以上であれば治癒とされているようです。

私の場合は誘発筋電図検査(ENoG)等を受けていなかったこともあり、予後がまったく判らなかったので、医学書等を読み「発症3ヵ月までは順調に回復していても病的共同運動は4ヵ月以降から出始め、6~8ヵ月で顕著になる」と書かれていたのを参考にしました。

普段の体調管理に気をつけて無理をしない、必要以上に頑張りすぎないでくださいね。

  ともたも
[2014/02/22 13:18] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
ありがとうございます。
私が通院している耳鼻科の先生は、非常に質問しにくい雰囲気です。
今度はちゃんとした数値を聞いてみたいと思います。
用心に越したことはありませんね。
ありがとうございました。
[2014/02/22 20:53] URL | みずほ #Kytl5Aew [ 編集 ]
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[2014/09/18 17:31] | # [ 編集 ]
○○○さんへ

とり急ぎお返事させていただきます。

私は医療関係者ではないので診断はできないのですが、稀な考えとして、左の顔面神経麻痺と左脳の脳梗塞による右側半身麻痺が同時に起きている可能性もあるかもしれません。
いま顔面神経麻痺の治療を受けている耳鼻咽喉科の担当医とご相談の上、脳梗塞のt-PA治療(保険適用)を行っている病院で、できるだけ早く検査(MRI等)を受けることをお勧めします。そして、何か症状が出たら迷わず救急車を呼び、その病院の診察券を見せて、脳卒中の可能性があることを伝え、一刻も早く運んでもらうよう周りの人たちにも伝えておくことが大切です。

私が脳梗塞で倒れる前も、あなたと同じように仕事が忙しくストレスで不眠症のような状態でした。また同じように、よろめいて歩いたり指が動かしづらく、文字がずいぶんヘタになったなと感じていました。このような脳梗塞の前ぶれを見逃さず、脳梗塞発症予防のための治療を速やかに開始することが重要です。

どうぞおだいじにしてください。

 ともたも
[2014/09/19 01:40] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
あれから1年経ちました
約1年前に、書き込みさせて頂きました。
あの時はほんとにありがとうございました。

昨年10月2日に、顔面神経麻痺になり、ハント症候群の診断でした。
あれから、ブロック注射や針など試しましたが 、残念ながら大幅な改善は、ありませんでした。
ENoG は、0.4%で、重度麻痺のため、顔面神経減荷術を受ける決断をしましたが、耳鳴りや、難聴のリスクを考え、中止してしまいました。
打つ手が無くなり、途方にくれましたが、なんとかリハビリを教えて頂ける病院を受診することが、出来ました。

約3ヶ月の時点で100点満点法で20点でしたので、かなり後遺症がのこるとのことでしたが、オリンピックを目指すくらい、リハビリをがんばれば、100点も目指せますとのことでした。
それから、必死で頑張りました、そして先月の点数は、80点でした。
ほとんどの病院で、もう治りませんと言われたのですが、結果8割治りました。そして、病的共同運動も殆どありません。

初期の時点で、ブロック注射が効いたかもしれませんし、リハビリがよかったのか、薬が効いたのか、わかりませんが、たとえ重度と診断されても、あきらめなければ、1年かけて治る可能性は、あると思います。

まだまだ、耳鳴りやめまいの症状もありますが、完治目指し頑張ります。

ともたもさん、ほんとに、ありがとうございました。
[2014/10/01 21:22] URL | やんぼう #- [ 編集 ]
やんぼうさんへ

ご報告をいただきありがとうございます。
私もあきらめない事はとても大事だと強く思います。

さしつかえがないようでしたら、どんなリハビリをなさっているのでしょうか?
参考にさせていただけるとありがたいのですが…

 ともたも
[2014/10/03 13:01] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
リハビリについて
コメント返信ありがとうございます。
リハビリについてですが、実は、ここに書く事は、出来ないのですが。

というのも、私の通う病院の医師の話では、リハビリ内容が、その人の状況により、違うという事です。

そちらに通う、患者さんは、ボトックスをされてる方が多く、ネットなどの書き込みを間違って覚えて実施して、その結果共同運動が強く出てから受診されておられるようです。

たしかに、私も、リハビリの方法をネットの掲示板などで探しましたが、文字だけの情報では、わかりにくいため、遠方でしたが、顔面神経麻痺の専門病院を受診することにしました。

重度の場合、共同運動が出る前に、リハビリ指導を受けてほしいとの事です。

マッサージだけでも良いという考えもあるようですが、顔を動かすリハビリをしたほうが、麻痺は残りにくい気はします。
病院によって考え方は違うようですね。

リハビリについては、必ず、顔面神経麻痺の専門医師の指導が必要です。決して自己流では、駄目です。そして、毎日の積み重ねですから、忙しいからといってサボるのも危険です。

よく、リハビリ内容のプリントが出回っているようですが、そのまま鵜呑みにして行うのは危険だと感じました。治療実績のある医師に確認してもらいながら行う必要があると思います。
リハビリは単に顔を動かすだけではないですね。非常に難しいです。

ところで、ともたもさんは、今現在、めまいや耳鳴りは、いかがでしょうか?
私は、耳鳴りは、後遺症のひとつのアブミ骨筋性耳鳴りとめまいと、ワニの目の涙が残っています。これは、あまりよくならないのですが、数年かけて良くならないかと期待する気持ちもあります。

いかがでしょうか?



[2014/10/05 21:51] URL | やんぼう #xRS1q4qQ [ 編集 ]
やんぼうさんへ

丁寧なご説明をいただきありがとうございます。
リハビリの内容がその人の状況によって違うというのは、そのとおりだと思いますし、そうあるべきですよね。
また、おっしゃるように病院や医師によって、考え方や方針が変わる場合もあり、医学書等でもリハビリに対しての、はっきりとした統一はされていないように思います。

「顔面神経麻痺の専門医師の指導が必要」「治療実績のある医師に確認してもらいながら行う」ことは本当に重要ですが、それが困難な環境にある方でも、担当医と常によく話し合って、論理的に自分が納得できる方法で、様子を見ながら段階的にリハビリを進めていって欲しいと思います。

私の後遺症の耳鳴りは、常にセミの鳴き声のようなジージーという音がして、静かな夜にはすごいのですが、最初に耳鳴りが出た時のキーンという金属音や訳のわからない突然の大きな音はなくなりましたので、気にしないようにしています。それと「ワニの涙」のように食事の時ではなく、私の場合、歯をみがいていると右目から涙が出てきます。欧米では涙線にボトックスという方法もあるようなのですが…??

色々な病気を経験すると、自分で健康になるしかないなと思い、ツボ押しを始め、どうせならと去年整体師の資格をとりました。顔面神経麻痺にも効果がありそうな療法など紹介できたらと思っています。ハント症候群を発症した人は、自分の生活習慣等を見直し、抵抗力を高める体質改善が必要なのではと思います。

また何かありましたら、ぜひご報告をくださいね。

 ともたも
[2014/10/06 20:53] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
おひさしぶりです。
お久しぶりです
去年の暮れにコメント頂いてから二ヶ月になります。
職場のクリスマス会では、麻痺側にマイクを持ち何とかクリアしました。

前回述べた電機を流して予測するのを間違っていました。20%台でした…

二週間ぐらい前から共同運動の症状が出てしまいました。
症状は、物を食べると麻痺側の下瞼が動き、完全に目がつむる事はありませんが目が細くなってしまいます。
それだけではなく、鼻を動かすと微妙に下瞼や余計な所まで動きます。

やっと先週辺りから口笛が出来るようになったのに…正直喜べなかったです。


昨日通院で耳鼻科の医師から、少なからず何らかの後遺症は出ますから、一桁なら手術をすすめるけど、普通20%なら手術はしないと言われ麻痺になった時と同じぐらいのショックを受けました。
リハビリの医師の診察もあり、その先生は励ましの言葉をかけてくれました。

リハビリは、後二ヶ月で終了だそうです。
これから表情が何処まで戻ってくるのか、戻っても変な戻り方をするのではないかと心配でなりません。

これから何を気をつけていったらよいのか教えてもらいたくてコメントしました。
[2015/01/29 22:36] URL | PAN #- [ 編集 ]
PANさんへ

ご報告のコメントをいただきありがとうございます。

誘発筋電図検査(ENoG)が20%台だったとのこと、担当医からは「少なからず何らかの後遺症は出てしまう、普通20%台なら手術はしない」と言われてショックを受けられたようですが、それは20%台なら手術が必要なほどの強い後遺症は出ないであろうとの考えからだと思います。あるいは「顔面神経減荷術」のことであれば通常は10%以下で検討される手術なので、PANさんには当てはまりません。
また、リハビリは、あと二ヶ月で終了とのことですが、あと二ヶ月で発症から半年以上になりますので、20%台の場合で出てくる後遺症なら、それまでの期間で落ちつくとのリハビリ医師の判断ではないでしょうか。
その時点の状態によって、以降の治療や手術のこと等を担当医やリハビリ医師とご検討なさってはいかがかとも思います。

顔面神経麻痺における後遺症の手術につきましては、この記事のコメントの中で、2013年1月26日に清水さんのコメントへの返事として書いておりますのでご参考にしていただければと思います。

これから何を気をつけていったらよいのかとのことですが、私は医療関係者ではありませんので、私がPANさんの場合ならこうするかなという個人的な考えで書かせていただきます。
基本的には普段の生活で顔や身体を冷やさないことや目なら目だけ、口なら口だけ動かすようにするのは変わりません。食事の時も、目を開けたまま咀嚼するように心がけますが、食事の時に下瞼が動いて目が細くなるのであれば、食事の前に蒸しタオルで顔面を温めて患側の筋伸張マッサージをします。食事中は下瞼が動かないよう手(指)で押さえ、目が細くならないようゆっくりと小さく咀嚼します。食事の後はまた蒸しタオルで顔面を温めて、患側の筋伸張マッサージをします。
鼻を動かすと共同運動が出るのであれば、今は無理に鼻の運動をしなくても良いと思います。
病的共同運動等の後遺症には患者の病態によって色々なパターンがあり、様子を見ながら治療やリハビリを進めていかなければなりません。必ず担当医やリハビリ医師とご相談の上で行ってください。
また、患者の方それぞれの納得できる状態という、ご自分で決めなければならない判断もあります。諦めない気持ちもたいせつです。

どうぞご心配しすぎず、無理をしてストレスをためないように体調管理に気をつけて、またご報告をください。

  ともたも
[2015/01/31 19:25] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
ありがとうございました
いつも親身になって分かりやすいコメントありがとうございます。

入院する前に麻痺側ではない方の奥歯の被せている冠が外れ、歯医者に行っても口を開ける事が出来ないと思い、完治してから行こうと思っていたので、物を食べるときに麻痺側で咀嚼していたのもダメージがあったのかもしれません。

もっと早くともたもさんのブログを隅から隅まで読んでいたら早くに歯医者に行っていたかも…

後二ヶ月ですが、焦らず温めながらやってみます!

また報告させてもらいますね。

本当にありがとうございました。


ともたもさんもまだまだ寒い日がつづきますので、体調崩さずにお過ごしください。

[2015/01/31 19:39] URL | PAN #- [ 編集 ]
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[2015/03/26 09:09] | # [ 編集 ]
○○○さんへ

お返事が遅れて申し訳ありません。出掛けていて今、コメントを見たところです。
私は医療関係者ではありませんので、意見を申し上げる立場にありませんことをご理解ください。個人的に私が思うことだけを書かせていただきます。
4%は顔面神経減圧術の適用範囲であること、私も糖尿病ですが、糖尿病があれば末梢神経が傷みやすく神経再生にも影響があることが考えられます。担当医が手術を勧めるのも分かりますし、治る可能性はなんとも言えないと言われるのもその通りです。詳しく説明はできませんが、再生される軸索の通り道である神経内膜がどの程度損傷されるかで治り方は変わってきます。%の数値だけでは決まりませんが、内膜の状態までは現在の医療では分かりません。
担当医から実際の手術のやり方や後遺症のこと等を納得するまで詳しく聞いて、○○○さん自身が、治る可能性が高まるものは何でもするという考え方かどうかで判断することだと思います。
もし、この手術を受けるのなら早いに越したことはありません。違う病院へ行かれても時間のロスになると思います。

とり急ぎのお返事ですみません。おだいじにしてください。

 ともたも
[2015/03/26 20:02] URL | ともたも #jHeKTQwA [ 編集 ]
お久しぶりです
お久しぶりです
後遺症がやはり残ってしまいました

麻痺側の上唇が全く動かないので、唇を尖らせると方目が閉じひょっとこのような顔になり、目の表情が作れませんでした。

そこでダメ元で2月の後半から鍼灸治療院に通ってます(顔面神経では有名で予約もやっと入れられる所です)

通院には片道一時間半かかるので、勤めもあるので週に一回ぐらいしか通えませんが、今は麻痺側の眉尻を上げる事までできるようになり、目の表情が作れるようになりました。
上唇はまだ動きませんが、今月からマスクを、外して仕事をしています。

一年間は鍼灸を信じて通ってみようと思います。

では、また良い報告をしたいと思ってます。
[2015/05/07 23:32] URL | PAN #- [ 編集 ]
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[2016/05/05 08:47] | # [ 編集 ]
り○○さんへ

閉眼可能になっても目が乾いているのは、まばたきが不完全で、涙を出すのにまだ目が慣れていないせいかもしれません。と言っても私の場合ハードコンタクトをしていますので、顔面神経麻痺になった時には1日5~7回もさしていた、トロリとした市販のドライアイ用の目薬を、今も朝1回コンタクト装着時にだけ両目にさしています。それでパソコンを1日中使っても目の調子が良いのでもう習慣になっています。

り○○さんがまだ乾いている感じがするなら、違和感がなくなるまでは目薬を使い続けて、徐々に減らしていく方が良いと思います。目の乾きも気になるでしょうが、角膜を傷つけないことや、視力を落さないよう注意しておだいじにしてください。

    ともたも
[2016/05/05 14:27] URL | ともたも #ZZFtTApo [ 編集 ]
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[2016/05/05 18:27] | # [ 編集 ]
り○○さんへ

「医師には上から順番に良くなっていくからと話され、涙が出てこないことに首を傾げられる」とおっしゃっていますが、それで気がついたことがあります。

医師の話す、上から順番に良くなっていくというのは運動神経のことで、おおまかに言いますと、顔面の運動神経は耳のあたりから分岐し目や口の顔面筋へとつながっていきます。なので通常は分岐したところから近い目の筋肉から回復し、分岐したところから遠い口の筋肉の回復は遅れます。これが上から順番に良くなるということだと思います。

ところが涙の分泌は、味覚を司る大錐体神経に含まれる分泌副交感神経のひとつで、運動神経とは別なところで分岐をしています。
なので、運動神経の回復で閉眼可能になっても、涙の分泌副交感神経の方は回復が遅れているのかも知れません。ご心配でしょうが、もう少し様子を見ていてください。

    ともたも
[2016/05/06 14:28] URL | ともたも #kclkPnEE [ 編集 ]
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[2016/05/06 16:36] | # [ 編集 ]
り○○さんへ

顔面神経麻痺の場合は個人の病態それぞれに差がありすぎて、回復の仕方も違ってきます。
私の場合はド近眼なのと仕事に追われて、最初からハードコンタクトをせざるをえなかったので、どのぐらいの期間で目の乾きが気にならなくなったのかよく分かりませんが、潤い目薬をさしながら2~3カ月ぐらいはかかったように思います。眼科受診はしなかったです。

流涙検査として、両目から下に紙を垂らすSchirmer濾紙試験等がありますが、涙で濡れている部分が健側より麻痺側が2分の1以下であれば流涙分泌能力の低下であるとされています。
顔面神経麻痺では外傷性や神経鞘腫等の場合の障害部位診断に使われることはありますが、ベル麻痺、ハント症候群では予後診断の補助的なものぐらいで、あまり有用とされていません。

今は、身体を冷やさないことや、顔面を蒸しタオルで温めながら目がしらを軽く揉んでみてはいかがでしょうか。おだいじにしてください。
   
    ともたも
[2016/05/07 13:47] URL | ともたも #ZZFtTApo [ 編集 ]
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[2016/05/07 14:28] | # [ 編集 ]
はじめまして
顔面麻痺を発症した女性です。長く続く頭痛から始まり1週間後に舌に痺れ、その3日後に瞼が閉じなくなりとうとう顔半分動かなくなりました。たまたまペインクリニックを施術している病院にかかり、1週間経ちました。ちょっと気がかりなのは、治療開始から3日目に電気鍼治療をされたこと。そのこわばりのような症状があるように感じます。耳鼻科の先生と言うわけではないので、そこも少し心配ですが、帯状疱疹で通ってある患者さんは多いようです。果たして電気鍼を続けて良いものなのか、と言っても月に2回しかやってないので、次は2週間後です。顔の麻痺についても点数方式でやったことないので度合いが分かりません。耳鼻科は顔面麻痺の2日前に受診し外耳炎と診断されたところなので(この時点で舌の痺れを訴えましたが結局外耳炎で抗生物質のみもらい消毒もなし)再受診する気になれないです。電気鍼はやめた方が良いですか?
[2016/05/29 11:39] URL | ベカコ #ftCk9SQU [ 編集 ]
ベカコさんへ

とり急ぎお返事させていただきます。すぐに、大学病院か総合病院の耳鼻科を受診してください。
すでに麻痺が発症して10日が過ぎていること、これまでの経過や飲んだ薬等を医師に話し、顔面神経麻痺の病態に合った薬物治療を始め、設備があれば誘発筋電図検査(ENoG)も受けてください。

現在受けておられるペインクリニックでの電気鍼治療をしてはいけません。

とにかく急いでください。

   ともたも
[2016/05/29 15:25] URL | ともたも #ZZFtTApo [ 編集 ]
お返事ありがとうございます
ペインクリニックもダメだったと言うことでしょうか。それとも安易に電気鍼を行う病院を信用してはいけないということでしょうか
とても不安になってきました
スミマセン
[2016/05/29 17:30] URL | ベカコ #ftCk9SQU [ 編集 ]
ベカコさんへ

通常、顔面神経麻痺を発症した場合、第一選択は耳鼻咽喉科でベル麻痺やハント症候群等、原因の診断とともに、最初の2週間は抗ウイルス剤やステロイド等の薬物療法が中心となります。ペインクリニックはあくまで補助的な療法と考えてください。

ペインクリニックが顔面神経麻痺に有効と思われるのは、ペインクリニックや病院の麻酔科で受けられる「星状神経節ブロック注射」です。交感神経の興奮を緩和することで血液の循環を改善し、痛みや炎症を抑え、神経の浮腫を軽減させて麻痺の回復を助けようとするものです。

また、ウイルス性の顔面神経麻痺では電気鍼を、してはならないものとされています。

ご心配でしょうが、不安を和らげるためにも耳鼻科の受診をしてください。

   ともたも
[2016/05/30 00:06] URL | ともたも #ZZFtTApo [ 編集 ]
ともたもさん
今日総合病院へ来ました。即入院と言われました。背中をおしていただきありがとうございます。先生はぎりぎり大丈夫だから、ステロイドを使った治療をすると言われていました。仕事も気になりますがとりあえず入院することに決めました。ありがとうございました。
[2016/05/30 10:58] URL | ベカコ #ftCk9SQU [ 編集 ]
ベカコさんへ

良かったです。おだいじにしてください。

  ともたも
[2016/05/31 01:38] URL | ともたも #ZZFtTApo [ 編集 ]
退院しました
入院当日、柳原法で7点。入院日が発症から10日経過しており、ちょっと手遅れだったのかもしれないなと正直考えておりました。入院中のストレスもあり、殆ど不眠症状態、退院当日の点数もほぼ変わらす、あまり芳しくないような事を言われました。
家に戻ると早速ともたもさんの顔体操を実践しております。あくまでも前向きにと。ハント麻痺の予後は自然治癒で30%、逆に言えば3割の人が何もせずとも治る!と。
そして、入院のストレスから解放されたと同時に不眠症も治り、口角が上がり、鼻の穴をふくらませたり、色んな事が少~しですが出来るようになっている事に気付きました。これは、7点どころではない!
何だかとても嬉しくなり、ともたもさんに連絡しなくては、と。
季節的に便座マットの必要は無さそうですが、顔体操は頑張り過ぎずに頑張ります。
耳鳴りや味覚障害はまだ続いていますが、顔の動き具合に比例して治っていくものと信じています。

ともたもさんのブログでたくさんの人達が救われているのだな、とかんじました。本当にありがとうございました。
[2016/06/12 15:48] URL | ベカコ #ftCk9SQU [ 編集 ]
ENoG値が限りなく0
28歳女性。
先週の水曜日に顔面麻痺に気づき、翌日ハント症候群と診断されました。
即日入院をし、抗ウイルス薬やステロイドの点滴治療を開始。
入院中、この病気について調べている中でこちらのブログに辿り着きました。
ともたもさんの経緯や医学書により学ばれた内容、大変参考になりました。
これから自分がどうなっていくのか、何をしていくのかという心の準備にもなりました。このブログにたどり着いた事、本当に良かったと思います。

本日顔面神経麻痺発症から7日目、誘発電図検査を行いENoG値が限りなくゼロであると診断されました。
治療が間に合ったとはいえ、自分の顔の動かなさから覚悟はしておりましたが、やはり動揺は隠しきれません。
事前にこちらのブログや他で調べた『顔面神経減荷術』は知っていたので、出来る事はしておきたいという気持ちから手術を受ける決断をしました。
手術日は来週の月曜日、タイミング的には遅すぎる事はないかと思います。

色々なリスクはありますが、重度と診断された今はなるようにしかならないと思っております。
後は手術後、リハビリなどどれだけ出来るかですよね。
ともたもさんのブログを何度も読み直しながら、ぱっと見は分からなくなるまで回復できる事をイメージトレーニングし、奇跡だけを信じず、自分で出来ることをしっかりとやっていこうと思います。
ありがとうございました。
[2017/05/30 15:22] URL | ゆき #- [ 編集 ]
ゆきさんへ

コメントを頂いてから、ひと月以上が過ぎてしまって申し訳ありません。私の方は脳梗塞の再発や、身内との軋轢等によりネットができない環境にありましたので、昨日読ませていただきました。

「顔面神経減荷術」を受けられたとのこと、ご自身で決断されたのはとても大切なことだと思います。ハント症候群の病態は個々人によりさまざまなので、自分で受け入れなければならないことや判断しなければならないこともたくさんあります。ゆきさんのおっしゃるように「なるようにしかならない」けれど「自分で出来ることをしっかりとやっていこう」という考え方に私も励まされ、いま同じ気持ちでいます。

医療は日々進歩しています。「なるようにしかならない」という「結果」からが顔面神経麻痺の治療の始まりだと思います。決して妥協をしないこと、絶対に諦めないこと。それと勉強をし、工夫をし、こだわりを持たないこと。

私個人は、形成外科的治療や美容外科治療、R.K.さんのリ○ビ○メイク等を、陳旧性顔面神経麻痺の(発症後約2年以上の症状が固定化された)患者さんにぜひ、考慮、研究してみて欲しいと願っています。

    ともたも
[2017/07/08 19:47] URL | ともたも #7yUiX/6s [ 編集 ]
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